このところミサゴがよく姿を現すようになった。
1羽も来ない時もあるが、行けば大体延べ数羽は見かけることが多い。
次から次にやってきて延べ10羽を超えるミサゴを見ることもある。
しかし、やってくるだけでなかなか魚を捕ってくれない。
上空を舞ったり、ホバリングをしたり、魚を探している様子はあっても、そのままどこかへ飛び去ってしまう。
魚を捕るところを撮らせてくれー。
ところで、僕は慢性鼻炎なので、くしゃみ、鼻水が出やすい体質だ。
温かい食べ物だと、食べている途中で鼻水が出てきて鼻をかむことが多い。
夏に車内にエアコンをかけている時、冷気が鼻のあたりに流れたりするとくしゃみが出る。
それに、禁煙してから五年近くたつが、その後遺症みたいにまれに空咳が出ることがある。
くしゃみして鼻をかんで咳でもしたら、この時期、周囲から白い目で見られること間違いない。
お店に入る時は「僕は慢性鼻炎です」というプラカードを首から下げることにしよう。
なんて、できない。
クロツラヘラサギやセイタカシギはいなくなってしまった。
行けば必ずいるので、あまりカメラを向ける気がしない鳥を中心に・・・
ハシビロガモ
マガモ
キンクロハジロ
例年であれば100羽以上の大群なのに、今はわずか20羽程度しかいない。
発情期を迎え白髪頭になったカワウ
この冬初めてやってきたツクシガモ
有明海を中心に飛来するため、この名前(筑紫鴨)がつけられた。
しかし、諫早湾の干潟が干拓により消滅したため、その後は瀬戸内海や大阪湾などにも飛来するようになっているらしい。
絶滅危惧種に指定されている。
たまに魚を捕りにやってくるトビ
ミコアイサ(オス)
パンダ顔が可愛い。
撮り飽きた感があるが、見かけるとつい撮ってしまう。
頭のてっぺんの毛を立てている方が愛嬌があるように見える。
ミコアイサ(メス)
ミコアイサ(オス)はいつもは1羽しかいないが、3羽いた日が一日だけあった。
これが証拠写真。
野多目池を知る人は「おー、3羽も!」と思うだろうが、それ以外の人は関心ないか。
最近たまに野鳥にエサをあげている人を見かける。
野鳥は自然のままであるべきで、エサをあげてはいけないと僕は思う。
とはいえ、千葉県印西市の「白鳥の郷」とか滋賀県草津市の志那浜などで餌付けして白鳥を呼んでいるのを否定するわけでもない。
「白鳥の郷」は鳥を撮影することの楽しさを初めて知った思い出の場所でもある。
ただ、鳥の生態についての知識のない素人が鳥にとって有害か無害かなど考えず安易にエサをあげるのは抵抗感を感じる。
マガモの2枚目の写真は、僕がエサをくれると思って僕に向かって飛んできて着水する瞬間の写真だ。
でも、エサはあげないよーだ。
福岡県が緊急事態宣言の対象となり、不要不急の外出自粛要請がなされるなか、筥崎宮に出かけた。
緊急事態宣言で花庭園が閉鎖されているのではないかとホームページで確認したら、それはなかった。
自宅から車に乗り、筥崎宮駐車場まで、当然ながら接触者ゼロ。
駐車場から花庭園まで歩く間、接触者ゼロ。
受付で入場料を払った時、受付の人が初めての接触者。
当然お互いマスクを着けている。
最初はほかに誰もいなかったが、やがて一人ないし二人連れでぽつぽつと人がやってきた。
それでも園内は人が疎らな状態。
やってくる人たちはみんなマスク着用。
写真を撮っている時、あとから来た人が後ろを通り過ぎるのが人との最接近の状態になるが、ほんの短い時間で、あとは十分離れた状態になる。
来た人たちと話をするわけでもなく、正面に向き合うわけでもなく、終始無言で写真を撮る。
花庭園を出て駐車場に戻り、車で自宅に帰るまで接触者ゼロ。
不要不急の外出ではあるが、これのどこに新型コロナ感染リスクがあるんじゃー。
ちなみに、個人的に新型コロナには絶対感染できない事情があるので、常に感染リスクを意識しながら行動している。
水に飛び込み獲物を捕まえて飛び立とうとするミサゴ
しかし、獲物が重いらしく、なかなか浮上できない
結局、浮上できず、水に浸かった状態に戻る
気をとりなおして、もう一度
今度こそ、行くぞー
渾身の力を振り絞って羽ばたくが
だんだん水に沈んでいく
あー、ついに沈没状態に
ふー、気合を入れてもう一度
なんとしても飛び上がるんだ
なんとしても
おりゃーっ
あれま、両足でも難しかったのに、片足放しちゃって・・・ヤバイ
ヤバイ ヤバイ
あー、ついに獲物を放してしまった
徒労感が漂う後ろ姿
でも、オレは諦めない
池の上を飛びながら、次の獲物を探す
再び水に飛び込んで
今度はどうだ?
おー、小ぶりながらちゃんと魚を捕えて浮上
やっと食事にありつけた ヤッホー
野多目池にいるカンムリカイツブリは一羽だけ。
普通のカイツブリよりも大きく、威風堂々、誰をも恐れぬ風情あり。
キンクロハジロが不用意に近づいたりすると威嚇する。
生涯経県値というものがあることを知り、やってみた。
子供の頃から現在までの長い人生の記憶を辿り、当然記憶が曖昧なところがいろいろあるため、意外と時間がかかった。
結果は180点。
これが高いか低いかわからないが、多分けっこう高い数値ではないかと思う。
居住 8ヶ所
生まれ育って、今再び住んでいる福岡。
人生の中で最も長く過ごした東京勤務時代、自宅の転居で神奈川、東京、千葉。
仕事で住んだ香川、滋賀、愛知、栃木。
宿泊 29ヶ所
プライベートの旅行に加え、仕事上、北海道から沖縄まで全国的に出張する機会が多かった。
沖縄を担当していた時には、最低月1回は沖縄に出張していた。
初めて北海道を訪れたのも出張で、札幌から帯広に向かう列車から見た大自然の光景に驚き、急遽飛行機をキャンセルし、レンタカーを借りた。
以来、北海道には何度か訪れ、憧れの地になった。
訪問 8ヶ所
秋田には間違いなく出張しているが、秋田に宿泊したのか他県に宿泊したのかどうしても思い出せない。
茨城、埼玉は首都圏在住時、日帰り圏内。
三重は滋賀在住時、日帰り圏内。奈良も日帰り圏ではあるが、大台ケ原で車中泊しており、これを「宿泊」にカウント。
岡山は香川在住時、日帰り圏内。
佐賀、山口は福岡から日帰り圏内。
未踏 2ヶ所
今回これをやってみて初めて認識したのが、山形と鳥取が未踏であったこと。
この2県の地図をじっくり眺め、記憶にひっかかる地名はないかと丹念に見たが、なかった。
富山も未踏かと思ったが、長野側から立山の室堂平まで行っている。
東北ドライブに行った時の宿泊地の記憶が曖昧だったので、当時の写真等を見て確認した。
写真を見ているうち、奥入瀬渓流、十和田湖、八幡平、中尊寺などの思い出が蘇ってくる。
この時、最後に宿泊したのが気仙沼の民宿だった。
海の幸がとてもおいしくて、経営者のご夫婦もアットホーム的な感じで、かなり満足度の高い民宿だった。
宿泊した四年後、東日本大震災でその民宿は全壊した。
ネットで経営者家族は無事だったことが確認できた。
今改めて調べると、前の場所から少し離れた場所で旅館として営業されていた。
よかった!!!
ただ、今はまた新型コロナが・・・
生涯経県値の日本地図を眺めながら、過ぎ去った人生を思う。
ついにと言おうか、やっとと言おうか、久しぶりにと言おうか、ミサゴが魚を捕まえるシーンがようやく撮れた。
水に飛び込む直前の姿は撮り漏らしたので、水に浸かった状態からスタート。
曇りで暗く、距離的にも遠かったが、とにかくこれが撮りたかった。
2019年11月以来、待ちわびたこの瞬間。
やっぱりワクワクする。
ミサゴが水に飛び込んで魚を捕まえた時、まるで風呂にでも入っているかのように、数秒水に浸かったままの状態でいる。
魚の頭を必ず前にして運ぶので、水の中で魚の向きを調整しているのではないかと推測するが、実際のところはよくわからない。
大晦日に撮影。
朝から降っていた雨がやんだので、三社参り兼ウォーキングに出かけた。
まず最初は、野多目池の畔にある照天神社。
祭神は伊邪那岐命、伊邪那美命。
ミサゴが魚を獲るところが撮れますようにと祈る。
次は和田宝満神社。
祭神は玉依姫命、神功皇后、応仁天皇。
玉依姫命は、初代天皇である神武天皇の母。
最後は母校・三宅小学校に隣接する若八幡宮。
祭神は宇佐神宮を総本宮とする八幡神。
今日元旦の歩数は12896歩だった。
雨の日や用事ができて歩けない日があっても月の1日平均歩数が1万歩を超えるよう、1万歩以上を歩くようにしている。
去年1年間の1日平均歩数は11691歩だった。
一昨年1年間の1日平均歩数は11095歩。
今年も頑張って歩かねば。