となり町の尺八教室へ通い始めて2ヶ月が経ちました。
何とか少しずつ音も出るようになってきましたが、まだまだ音を出す効率が悪いようですぐに息がなくなってしまいます。また細かい指使いをしたりするとあごの位置が微妙にずれるのか音が出なくなったりします。まだまだ修行が足りません・・・(笑)
三味線の練習と同じように短い時間でもなるべく毎日練習するようにしていますが、あまり夜遅くなってから吹くのも近所迷惑なので、10時くらいまでで終了するようにしています。完全防音の稽古部屋が欲しいです・・・・。
今月21日(春分の日)に教室のおさらい会がありまして、近所の温泉旅館でゲストの方もたくさん招待して行われるようです。
津軽三味線の教室のほうは、師匠が酒を飲まないこともあっておさらい会なるものはこの5年間に1回しか行われていなくて、おそらく今後は開催されることはまずないのですが、尺八教室のほうは毎年行われているそうです。
尺八教室とはいっても師匠は唄も教えておられるので、唄い手さんもたくさんおられるようで当日が楽しみです。
さて、入門してまだ2ヶ月なのにいきなりおさらい会で「花笠音頭」と「ソーラン節」を吹かせてもらえることになりました。もちろん1人ではないので、皆さんの後ろで隠れて吹くことにします。
「花笠音頭」のほうは音さえ出れば何とか吹けるようになりましたが、「ソーラン節」のほうはテンポが速いこともあってちょっと手強いです。指が回りません・・・・。あと2週間で何とか付いていけるようにしなければ・・・・・。
オープニングの花笠とソーランの尺八を吹いた後は、三味線の伴奏をしてくれと言われまして、計20曲ほど休みなしで続けて伴奏をすることになりました。
ここ数年ずっと津軽三味線だけしか弾いてなかったので、久々の細棹です。
三味線の手はすべて藤本流なので、譜面を見ながら格闘しています。何せ今までは他の流派の手しか知らなかったので大変です・・・・。
昨日も尺八のお稽古の後、藤本の師範のおねーさんと一緒に練習させてもらってきました。文化譜を読むのは得意なので、三味線のほうは何とかなりそうです。
ここ数年細棹を持つ機会が無かったのですが、尺八教室に入門したおかげで細棹を弾く機会が出来て、すごくラッキーでした。津軽三味線も当然続けてますが、西ものの三味線を弾くのも良いものです。