今日は午前中から、お隣高岡市の臨済宗のお寺で、「つるのおんがえし」の演奏でした。
「つるのおんがえし」はもう何回目になるでしょうか。
しばらくやってなかったので今週はじめに一度合同練習をしてから臨みました。
今年のお正月にも訪れたお寺で、今回は二度目になります。
早めに行って、パソコンとプロジェクターの設置をして、前座の津軽三味線の準備をします。
ここで、大変な忘れ物が一つあるのが発覚。
実は一昨日に三味線の膝ゴムがボロボロになっているのに気がついて、綺麗に剥がして今度貼ろうと思ってそのままにしていたのでした。
これは困ったと思って、代用品を捜しますが適当な物がありません。
パソコンのマウスパッドが使えそうでしたが、やっぱりちょっと不安。
この日はかーちゃんと婦人会のお友達が見学に来ると言うことだったので、かーちゃんに電話して持ってきて貰いました・・・感謝。
立派なお寺さんです。
前座の津軽三味線は、津軽よされ節と津軽じょんから節。
よされの変則リズムについての話を少ししてから演奏しました。
演奏後に、こういうリズムがあるって事を初めて聞いたと、男性から声を掛けられました。
確かに99%の民謡は、作業唄由来の2拍子のリズムですから、不思議といえば不思議です。
大條先生言われるところの「ねぶたっこ」のリズムなのですが・・・
前座の私のあとは箏の合奏があって、最後が「つるのおんがえし」です。
約15分の演奏中、皆さんスライドの画像を見ながら、真剣に耳を傾けてくださいました。
演奏終了後、タケノコ料理をご馳走になりました。
このお寺の界隈は、県下でも有数のタケノコの産地で、住職が早朝より山に入って採って来られたそうです。
シーズンを過ぎたこの時期のものは、「名残のタケノコ」と呼ばれてえぐみが強いそうですが、上手に調理してあり、美味しくいただけました。