1月13日(月・祝)
毎年正月恒例の「新春民謡の祭典」が、オーバードホールで催されました。
今年は北日本民謡舞踊連合会設立45周年の節目の年だということで、何か変わった趣向でオープニングを飾りたいとの理事長の意向を聞いたのが去年の秋。
理事長自身尺八を吹かれるので、出来たら尺八の大合奏で幕開けをしたいということでした。
そして何故か私に選曲から演出を考えるようにとの命令が下りました。
テンポの良い曲で、なるべくなら半音が無くて、尺八が引き立つ曲、、、。
なかなか浮かばなかったのですが、「最上川舟唄」はどうかと会議の場で提案したところ、良いのではないかということになり曲は「最上川舟唄」に決定。
その後これも尺八奏者の事務局長から、二部合奏にするようにとの命令が。
とりあえず、5度の和音で二部合奏にしたものを書いて、尺八の師匠に見せて添削をお願いしたところ、添削不要でOKをいただき、この楽譜を北日本民謡舞踊連合会所属の尺八奏者10数名に送付。
12月始めに12名の尺八奏者による最初で最後の合同練習を行いました。
合同練習では、旋律と二部のバランスを考えたりしながら、旋律7名、二部5名で決定。
なかなか良い具合に仕上がりました。
で前日のリハを経てこの日のオープニング。
良い具合に演奏出来たと思います。
ユニゾンあり、ソロあり、二部合奏ありの内容で、関係者の評価も高かったようです。
YouTubeに動画をアップしてありますのでどうぞ。
こちら
で、尺八大合奏の後に続いて津軽三味線の大合奏です。
曲は六段。
私は尺八担当で三味線への持ち替えは無理なのでパス。
私の生徒さん達6名が大合奏に参加しました。
こちらもYouTubeに動画をアップしましたのでどうぞ。
こちら
ところがこの六段がくせ者で、、、。
郷民の六段、というか藤秋会の六段でして、私ども木田流の六段とは微妙に違うのです。
木田の六段は平気で弾いていても、この六段を教え始めたら全然弾けなくなる生徒さんが続出で、この3ヶ月ほど六段の指導で大変な目にあいました。
何とか皆さん弾けるようにはなりましたが、また木田の六段に戻すときに混乱するのだろうと今から思っています。
さて、オープニングの話だけで長くなりました。
私はいつも通り、出ずっぱりの一日。
担当した曲は以下の通り。
秋田荷方節は寺崎美幸ちゃんの三味線伴奏。
その他は全て笛・尺八。
・オープニング・最上川舟唄
・長者の山
・広島木遣り音頭
・南部俵積み唄
・新さんさ時雨
・弥栄節
・おてもやん
・麦や節
・関の五本松
・十日町小唄
・秋田荷方節
・フィナーレ・花笠音頭
そんなに長時間の舞台ではなかったのですが、いつも以上に疲れました。
以下、当日の画像です。
いろんな方から画像の提供をしていただきました、ありがとうございます。
寺崎美幸ちゃんと美幸パパと3人で・・・秋田荷方節のメンバーです。
私の会の皆さん。
オーバードホールでの初舞台、どんな気分だったのでしょうか?
以下は懇親会の模様です。
おまけで、前日リハの模様です。