またまた遡って、先週の日曜日の顛末記です。
2月23日(日曜日)
いつもお世話になっている、亀ヶ谷先生率いる「となみ野民遊会」のおさらい会でした。
今年は第16回のおさらい会。
私は師匠から引き継いだ11回目から出演していますので、今年で6回目となります。
こちらのおさらい会では、毎年尺八・笛に加えて、津軽三味線も弾くことになっていて、実にハードなおさらい会なのです。
例年ですと尺八が入らない曲が1~2曲程度あって、途中で休めるのですが、今年は全く休みがありませんでした。
恒例の休日早起きをして、良い天気の中砺波市へ向かいます。
会場に着くとすでに会員の声出しが始まっていました。
踊りとの音合わせをしてから、三味線を出して手慣らしをします。
ある程度手を動かしておかないと、尺八から持ち替えたときに手が動かないので、これは必須です。
防音なんか効いていない控え室なので、こういうときは「こば式忍び駒」の本領発揮です。
この日の演目は計37曲、以下の通りです。
・隠岐祝い音頭(笛)
・紅花積み唄
・佐渡おけさ(笛)
・斉太郎節
・南部酒屋酛すり唄
・長者の山
・ナット節
・津軽甚句
・宮津節(笛)
・帆柱起し祝い唄(笛)
・筑後酒造り唄
・九十九里大漁木遣り唄
・十日町小唄
・山形大黒舞
・秋田飴売り唄
・津軽六段~じょんから新節合奏
・伊勢音頭(笛)
・黒田節
・福光めでた(笛)
・道南口説
・貝殻節
・南部牛追い唄
・宮城長持唄
・出船音頭
・津軽願人節
・しげさ節
・沢内甚句
・米節
・麦屋節
・秋田人形甚句
・喜代節(笛)
・津軽じょんから節独奏
・南部俵積み唄
・越中おわら節
・となみ散居節
いつも、耐久レースか、罰ゲームか・・・と言って笑ってますが、大変なステージでした。
本番前のステージです。
おさらい会終了後は恒例の懇親会。
こちらの会の懇親会は毎年異常なくらい盛り上がるんです。
今年もしっかり盛り上がりました。
さて、こきりこ節のアトラクション中。
例のごとくささらの代わりに、スリッパを重ねた「スリッパささら」
棒ささらの代わりにはビール瓶とレンゲを使います。
どちらかというと鍬がねの音に近いですが・・・
懇親会終了後は例年2次会~3次会までおつきあいするのですが、今年は体調が良くなかったので家内のお迎えで早々に帰宅しました。
というわけで、今年のとなみ野民遊会のおさらい会も無事終了。
本番は休みが無くて写真を撮ることができませんでしたが、しっかり新聞には載っていました。(翌日の北日本新聞)