Kuniのウィンディ・シティへの手紙

シカゴ駐在生活を振り返りながら、帰国子女動向、日本の教育、アート、音楽、芸能、社会問題、日常生活等の情報を発信。

ペリーのドローイング2クラス@ハーパー・カレッジ

2008-01-23 | ハーパー・カレッジ
今日は、春学期が始まったので、約1ヵ月ぶりに、ハーパー・カレッジに行った。子供たちを朝バスストップに送っていった時、昨晩の雪と凍結で、道路のコンディションが危険な状態だったので、行けるかどうか心配したが、家を出る頃には、メインの道路の雪と氷は解けて、大丈夫だった。しかし、パーキングロットは、新学期が始まった初日のため、込んでいたので、雪で埋まった黄色い線を見分けるのが苦労した。

さて、私が取ったのは、「ドローイング2(デッサン)」のクラス。9月から取っていた「ドローイング1」で、デッサンの面白さにのめり込んだため、続けて取ってみた。教授は、ペリー・ポロックという正真正銘のアーティスト。彼の授業が面白く、人間味溢れていたため、またまた彼のドローイングのクラスを取ってみた。

今日は、さすがに、新しいクラスで、新しいメンバーのため、ちょっとアイロニックな冗談あふれるポロック節はでなかったけど、ちょいお茶目でハンサムなペリーの顔を久し振りに拝めて、安心した。やっと私の居場所にもどってきたって感じ。

授業の前に、隣に座っていた人が、大人の女の人だったので、すぐ話しかけてみたら、私のようにクラスは、1クラスのみしかとっていないという。すでに、アートの分野では、「デザイン1」「ドローイング1」「美術史1」を取っているという。働きながら、大学に通っているというから、同じような境遇だと(私の場合家事と子育てだけど)妙に安心した。前回のクラスでは、ほとんど若いフルタイムの学生たちがほとんどだったので、ざっくばらんに話せる雰囲気じゃなかった。

日本人の人も一人いるようだ。この大学に通い始めて、ずいぶんたつけど、日本人の学生と一緒にクラスになったのは、初めてだ。

ペリーは、スライドを使って、過去の学生たちがこのクラスでやったプロジェクトを見せている。ドローイングというよりもデザインに近いかのような作品群。抽象的な作品もあれば、今風のアニメ的な若々しい作品もあり、ちょっと私の分野じゃないぞという印象だ。私は、見たままをデッサンしたいんだけど・・・

前回は、鉛筆、チャコールなど白黒で勝負していたけど、今回は、ウォーターカラーやらパステルなど色のついた材料を使って、作品に挑む。うーん、自信がない!
と言っていたら、「大丈夫、君ならやれる!」とペリーに励まされ、というか丸め込まれて、家路についた。