先ほどの投稿の続きです。さて、日本人学校を出て、大急ぎで、ハーパーカレッジのペリーのドローイング2のクラスへ向かい、いつものスタジオに入った。ペリーには、今日子供の学校の交流学習で遅れると言ってある。しかし、みんなの雰囲気が・・・すごい集中力とパワーを感じる。前回のやや怠惰な学生がいたドローイング1のクラスの雰囲気とまったく違う。
ペリーは、すでに一通り今日の説明をサンプル作品とともにし終わっていて、生徒たちと談笑したり、1人1人の指導に入っている。急いで、先週知り合った、日本人のヒロミさんにどうするかを聞く。
今回のプロジェクトの第一弾は、なんの変哲もないやや小ぶりのオブジェを二つ配置して、まずグラディエーションをつけながら、鉛筆で描く。私は、何のオブジェにするか、先週迷いに迷って、コーヒーカップの紙でできた台形のカバーと小さな同じ黄銅色のボックスに決めたのだが・・・
台形のカバーは描けたんだけど、2点遠近法を使って、横にボックスを描かなくてはいけない。できない!まわりがすでにかなり進んでいるのが気になって、集中力ゼロ。どうしても、うまくできず、頭をかきむしり、他のオブジェを探しまくる。
鍵やらカンやら取り出して、あたふたしていると、ペリーが「何やっているんだ?」
I cannot draw the box! I jsut can't.
「まったく君は、遅れてきて、騒いで、できないだと!」とみんなの前で小さな子供のように初めておこられる。前回のクラスでは、私は優等生だったのに・・・うう、泣きたい!
「こっちへこい!」とペリーーが黒板に2点遠近法をささっと描く。私はオブジェを箱から別の丸いものにしたいのに。ペリーはこれにしないといけないと言う。しょうがない。やるか!開き直って、やり始める。隣のヒロミさんは、とっくに第1弾は終わっていて、照明を使いながら、すでに第2弾の光と影をつけるドローイングに入っている。ますますあせる。
2点遠近法で、なんとかボックスを描き上げたが、ペリーが、「濃淡がおかしい。」と言う。またしてもやり直し。前回のクラスでも何回もやり直しをしたプロジェクトがあった。よし、明日、また大学に行って、やり直すことにしよう。またまた、気を取り直す。
そして、帰りに、英語科に寄って、一番の仲良しの教授、ウィルソンに会って、ほっとする。ペリーとまったくタイプの違う人。両方私は気が合うんだよね、なぜか。横にシカゴ文学というクラスでお世話になったディビス女教授もいる。久し振り!3人で、いろんな世間話をしてたら、今日の失敗の落ち込みはどこかへ行ってしまった。ウィルソン教授が、「去年、Kuniも大学からのジャパントリップというクラスで、一緒にヒロシマに行ったんだよ。」とディビス教授にうれしそうに教えている。この話は、またゆっくりブログでします。すごくエキサイティングな日本旅行をアメリカ人の学生たちと去年の3月しました。
今日は、子供のことでも、自分のことでも気を取り直した日だった。こんな風にして、私のシカゴの冬の1日は過ぎていくのである。
ペリーは、すでに一通り今日の説明をサンプル作品とともにし終わっていて、生徒たちと談笑したり、1人1人の指導に入っている。急いで、先週知り合った、日本人のヒロミさんにどうするかを聞く。
今回のプロジェクトの第一弾は、なんの変哲もないやや小ぶりのオブジェを二つ配置して、まずグラディエーションをつけながら、鉛筆で描く。私は、何のオブジェにするか、先週迷いに迷って、コーヒーカップの紙でできた台形のカバーと小さな同じ黄銅色のボックスに決めたのだが・・・
台形のカバーは描けたんだけど、2点遠近法を使って、横にボックスを描かなくてはいけない。できない!まわりがすでにかなり進んでいるのが気になって、集中力ゼロ。どうしても、うまくできず、頭をかきむしり、他のオブジェを探しまくる。
鍵やらカンやら取り出して、あたふたしていると、ペリーが「何やっているんだ?」
I cannot draw the box! I jsut can't.
「まったく君は、遅れてきて、騒いで、できないだと!」とみんなの前で小さな子供のように初めておこられる。前回のクラスでは、私は優等生だったのに・・・うう、泣きたい!
「こっちへこい!」とペリーーが黒板に2点遠近法をささっと描く。私はオブジェを箱から別の丸いものにしたいのに。ペリーはこれにしないといけないと言う。しょうがない。やるか!開き直って、やり始める。隣のヒロミさんは、とっくに第1弾は終わっていて、照明を使いながら、すでに第2弾の光と影をつけるドローイングに入っている。ますますあせる。
2点遠近法で、なんとかボックスを描き上げたが、ペリーが、「濃淡がおかしい。」と言う。またしてもやり直し。前回のクラスでも何回もやり直しをしたプロジェクトがあった。よし、明日、また大学に行って、やり直すことにしよう。またまた、気を取り直す。
そして、帰りに、英語科に寄って、一番の仲良しの教授、ウィルソンに会って、ほっとする。ペリーとまったくタイプの違う人。両方私は気が合うんだよね、なぜか。横にシカゴ文学というクラスでお世話になったディビス女教授もいる。久し振り!3人で、いろんな世間話をしてたら、今日の失敗の落ち込みはどこかへ行ってしまった。ウィルソン教授が、「去年、Kuniも大学からのジャパントリップというクラスで、一緒にヒロシマに行ったんだよ。」とディビス教授にうれしそうに教えている。この話は、またゆっくりブログでします。すごくエキサイティングな日本旅行をアメリカ人の学生たちと去年の3月しました。
今日は、子供のことでも、自分のことでも気を取り直した日だった。こんな風にして、私のシカゴの冬の1日は過ぎていくのである。