Kuniのウィンディ・シティへの手紙

シカゴ駐在生活を振り返りながら、帰国子女動向、日本の教育、アート、音楽、芸能、社会問題、日常生活等の情報を発信。

2010年度埼玉高校受験、公立志向強まる~進学希望調査より

2010-01-15 | 日本の教育一般
今日の朝刊に2010年度公立高校進学希望調査が掲載された。
昨年12月15日現在の中3生の進路希望状況を県教育局が14日発表した。
http://www.pref.saitama.lg.jp/A20/BG00/chousa/1215sinro/1215sinro.html#gaiyo


県内の卒業予定者は、6万8150人で、昨年同期比2334人増。
このうち進学希望者は、97.8%で、調査を開始した1965年以来、最高の割合となった。
県内公立高校への進学希望者の割合は昨年に続き上昇し、効率志向の強まりを印象づけた。
高校進学者のうち県内の公立高校への進学を希望しているのは75.1%(同1.0ポイント増)にあたる5万39人で、県内私立高の希望者は13.7%(同0.7ポイント減)にあたる9141人だった。
競争率は普通科26校(前年25校)で1.5倍を超え、市立浦和、蕨、市立浦和南、市立川越の4校は2倍を超えた。

(1月15日付朝日朝刊より)


この数字を見て、受験生がどういう動きをするのか・・・
たとえ倍率が高くても、あくまでも第一志望にこだわるのか、志望校を変えるのか・・・
月曜日に息子の通う中学で実力テストが行われた。
このテスト結果で再び志望校を熟考するのだろう。
息子の話では、テスト結果やこの倍率を見て、志望校を決めかねている友達もいるという。

同時に県内の国立・私立高校の進学希望状況も発表されている。
トータルの希望者数はやや下がったが、進学率の高い元気のいい私立校は前年同期よりも上昇している。
近年急激に進学率を伸ばしている埼玉の私立御三家と言われている、栄東、開智、西武文理などは人数がアップ。
難関校と言われる大学付属の慶應志木、早稲田大学本庄、立教新座の希望者数は、去年より減っている。
県立浦和高校や一女などが定員を増やしたことや厳しい経済状況も関係しているのだろうか。

「2月1日が公立受検校最終決定(公立調査書作成願い締切日)」と今日の中学の学年通信にでている。
5日から出願が始まる。
うちは、まだ3科で受ける帰国枠か一般受検か決めかねている。
今回の実力テスト結果を踏まえて、再び今月末に三者面談があるので、担任の先生と相談しようと思う。

ざっと、急いで気付いたことを書いたが、またじっくり分析してみたい。~この項続く