beatitude

好きなことだらけさ…

『ウォルト・ディズニーの約束』

2014年04月04日 | 映画 洋画

夢のある映画を作り人々を喜ばせてきたウォルト・ディズニー(トム・ハンクス)は、
魔法を使うシッターを描いた児童文学『メリー・ポピンズ』を映画化しようとするが、
原作者のP.L.トラヴァースはそれを拒否。
しかしウォルトは決して諦めようとせず、トラヴァースは住んでいるイギリスから
ウォルトのいるハリウッドまで出て決着を付けようとする。
ウォルトら映画製作者が出す脚本アイディアを片っ端から認めないトラヴァース。
彼女が頑なに作品を守ろうとする背景には、幼い頃の父親との思い出があった。
それを知ったウォルトは、トラヴァースとある約束をする……。
(Movie Walkerより)

なかなか評判が良いようなので、観に行きました。
う~ん、いささか退屈だったかな。
最後の方はほろっとさせますが、延々と頑固なばあさんの文句を聞かされて
ゲンナリしてしまいましたw
でも、トム・ハンクスとエマ・トンプソンの演技は素晴らしいと思います。
EDの途中で流れたP.L.トラヴァース本人の音声を聞いた時、
そっくりじゃないか!!と驚きました。
あの音源が残っていたお陰で今回の映画が作られたのかな?

もともと『メリー・ポピンズ』はそんなに好きじゃないw
っていうか、ちゃんと観たことあったかなぁ。
なんとなく知ってるし、曲も耳に馴染みがあるけど…
若い頃はミュージカル映画が嫌いで、ほとんど観てないのです。
本作は『メリー・ポピンズ』そのものを知らなくても大丈夫ですが、
知っていて、さらに好きだと全然印象が違うんじゃないだろうか。

『メリー・ポピンズ』の原点になるP.L.トラヴァースの子供の頃の父親との思い出を
オーバーラップさせる見せ方は、
ウォルトたちにそうじゃないと拒否るのを納得させるに十分ですが、
現在に戻ってギーギー文句言うシーンが多すぎた感がw
実際、難物だったんだろうなぁ。

コリン・ファレルはこんな役もやるんですね。
へ~とか思って観てました。