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好きなことだらけさ…

東京バレエ団 ブルメイステル版『白鳥の湖』全4幕

2018年07月02日 | バレエ

2018年7月1日(日) 開演14:00 東京文化会館大ホール

宮川君、沖さん、プリンシパルとして初白鳥でしたね。
沖さんのオデット、初々しかったです!!
儚げな感じがよく出ていました。
3幕のオディールとの踊り分けもしっかりできていて、
あ~頑張ってるーってのが伝わってきました。
彼女は目が大きいので表情が読み取れて舞台映えしますね。
お相手の宮川王子はノーブルさはなかったけど、
彼はしっかり踊れる方だったんですね~。
残念ながら自分の好みではないもんだから、脳内ストーリーが
オデットとジークフリード王子が出会い、
オデットが「ええ、何この人ぉ。寄らないでよー」と思いつつも。
「んーでも、ひょっとしてこの方が呪いから救ってくれるかも~」
「この際、彼でいっかぁ。王子みたいだしぃ。裏切らないでねー。」になってしまったww

今回のロットバルトは弾君。
6/29にジークフリード王子踊ってるのにロットバルトもやっちゃうんだ!
隈取り激しくかなり怖い形相。あそこまで怖くせんでもいいのにww
そしてブルメイステル版の面白さは3幕。
遅れて登場のくせに
嫁決めパーティーをガッツリ仕切るロットバルト。
各国の踊りは全てロットバルトの息のかかった面々。
オディールを出し惜しみしながら、王子の前にチラつかせて煽る煽る。
まんまと乗せられるジークフリード。
ここが面白いんですよねー。今回テンポも良くて、楽しめました。
その分4幕のコールドは文句ないんですが、
ジークフリードvsロットバルトのシーンが、ちょい間延びした感じがしてまいました。
最後はハッピーエンドのブルメイステル版。
愛の力に負けたロットバルトってとこが弱いかな。

この日の公演、1幕から全員の気迫がありました。
有名ゲストダンサー呼んで、彼(もしくは彼女)がいるから大丈夫じゃなく、
みんなが舞台成功させるぞ!って勢いがあって、良かったです。
道化を踊った池本君、彼はKバレエにいた方なんですね。
バリバリ踊ってました。
後ろの方から「おおっ!」って声が聞こえてきました。

〈主なキャスト〉

オデット/オディール: 沖香菜子
ジークフリート王子 : 宮川新大
ロットバルト : 柄本 弾

【第1幕】
道 化:池本祥真
王 妃:山岸ゆかり
侍従長:永田雄大
パ・ド・カトル:吉川留衣金子仁美樋口祐輝鳥海 創
アダージオ:三雲友里加

【第2幕/第4幕】
四羽の白鳥:金子仁美秋山 瑛安西くるみ足立真里亜
三羽の白鳥:二瓶加奈子三雲友里加波多野渚砂

【第3幕】
花嫁候補:三雲友里加加藤くるみ榊優美枝柿崎佑奈
四人の道化:海田一成後藤健太朗昂師吏功山下湧吾
スペイン(ソリスト):奈良春夏
スペイン:安楽 葵鳥海 創芹澤 創南江祐生
ナポリ(ソリスト):秋山 瑛
チャルダッシュ(ソリスト):岸本夏未中川美雪岡崎隼也樋口祐輝
マズルカ(ソリスト):伝田陽美森川茉央

指揮:ワレリー・オブジャニコフ 
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 
協力:東京バレエ学校




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2 コメント

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こんばんは(^^) (jun-sweets)
2018-07-02 19:53:06
kurukuruさんの脳内ストーリー、おかしくって笑ってしまいました
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jun-sweetsさん (kurukuru)
2018-07-04 16:49:33
いや、たぶん、みなさんもっとちゃんと高尚にご覧になってると思います。
自分はこんな感じで楽しんでますがwww
返信する

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