本屋散歩のある日、「有吉佐和子の何十年ぶりの復刻版」と大きく宣伝していた。
「青い壺」は読んでいない記憶なので買いました。このほど読了。魅せられました。
陶芸家牧田省造が「青い壺」を焼き上げました。美しさは青磁並みのできです。
この青い壺は次々と人手に渡っていきます。第一話から始まり第十三話で完結し、
スペインまで渡ります。そして最後に陶芸家本人の目に触れますが
尊敬する有名鑑定家に、君の作品ではない唐物と断定されてしまいます。
数奇な運命の「青い壺」、13話間の繋ぎも巧みで短時間で読み終えました。
再び後日の本屋散歩では有吉佐和子コーナーができていてびっくり。
復刻版が成功したに違いない。本屋さんの努力の賜物か?
上記の「有吉佐和子の本棚」買いました。 楽しみです。
有吉さんはただものではないようです。小学生で漱石、鴎外を読破など・・・
この本には未発表のエッセーや日記なども掲載されているらしい。
随所にグラビアも挿入されていて楽しそうな本。ゆっくり楽しみたい。
好きな作家さんに出会うと嬉しいですよね。
私は向田邦子産を読み返そうと買いましたが
全部、覚えていてつまらなくて途中で
挫折しました。作者の癖とかが鼻につくと
ダメですね〜
そうなんですよね私も知人に話していても伝わらないことも有って、仕方ないです10人10色ですから(#^^#)
今年は本らしきものは全く買って居ないのです( ;∀;)
趣味の中の読書は消えました。
紀の川・複合汚染・花岡青洲の妻・和宮様御留・恍惚の人は読んでます。
「青い壺」「有吉佐和子の本棚」も読みたいです・・・
ああ~~~やるべきことを先にして(*^^*)
平積みで、よく見かけるようになりました。
それだけ名作を読み返したい読者が多いのですね。
有吉作品は色々読みましたが、社会派作家としての
印象が強かったです。
幅広いジャンルで活躍していたのですね。
出版界は昔の名前に頼らないで、もっと新人を
発掘して、ベストセラーを生み出す努力もして
欲しいです。
けど読まないままでいます。
小学生で…、とは驚き。ちょっとこちらのご紹介の本を探してみます。
新刊本と中古(古)本の両方が売っている書店があればいいのにと思います。
ブックオフ回りをするのもそんな気持ちがあるからですが、
ブックオフにはなかなか出て来ない作家さんもいます。
量産の作家の作品は店でもスペースを占めていますけど。
どの作家さんも私には考えられないほどの
力をお持ちなので、すぐ敬服してしまいます。
この作品も面白く敬服しました。
私には好き嫌いはあっても見極めるほどの力はありません。
情けないことです。
それをいいことに本屋さん巡りを楽しんでいます。
断捨離を唱えながら、毎週くらい本を買っています。
我ながら矛盾していると思います。
忘れたころの復刻版で飛びついた次第です。
昭和6年生まれの私と同年です。
才能ある方が早く亡くなられて残念です。
そうなんです、私もなすべきことはたくさんありますのに
後回しにして読書優先です。
底には社会派の目が隠れているように思います。
50代で亡くなられ、才能が惜しまれます。
今この世にあれば、私と同年の93歳です。
残念なことです。
新人発掘は、芥川賞弥直木賞に任せているのかも
しれません。
この本屋さんは週1回は訪れますが、
行くたびにレイアウト変えたり頑張ってはいるようです。
自由自在に動きまわれますね。
有吉さんさんは私と同じ昭和6年生まれ、
開戦直前外地から引き揚げてこられました。
私も第二次大戦開戦直前、最後の船で引き挙げてきました。
その後は制海権がうばわれ航路は利用できなくなりました。
共通点はただそれだけですが。
量産の作家さんがどなたか知りませんが
本屋さんには私のほしい本は殆どありません。
本によっては取り寄せてくれますが。
アマゾンが間違いないのですが、
安易に買えることが私には「わざわい」しています。