秘書にゃんこ*銀座の夜に お留守番

2014-05-24 | おでかけ
 今回は秘書にゃんこにお留守番を頼み、私だけ夜の銀座、おとなの時間を楽しんで参りました。


 銀座は昔から大好きな街で、いまでも昼の銀座なら、かくれんぼをしても勝つ自信があるのですが、

ネオンきらめく銀座 夜の蝶が舞う銀座 には、ご縁がないまま数十年。

それがこのたび、会員制のクラブ に連れて行って下さる方がいて、おかげでまたとない社会見学。

接遇マナーを生業としている身には、何と言っても興味津々の世界ですもの

きっとね、ホステスさん達にとっては、男性客と違い、女性客にどう接するか考えてしまうと思うんですよ。

でも、そこはプロ。

客を飽きさせないよう気分よくさせて、気配り目配りで痒い所に手が届く、究極のおもてなし。

身を乗り出してこちらの話に関心を寄せ、絶妙のタイミングで相槌を打ち、相好を崩して笑う姿に、

これじゃぁ、殿方も勘違い、、いえいえ、リピーターになるはずと納得。

これほど会話に神経を傾けていても、煙草を出せば、いえ、出しそうになればライターをスタンバイし

グラスの減り具合には常に気を配り、化粧室 から戻れば、すかさず熱いおしぼりを差し出す。


 そうそう、この「おしぼり」に、私は少し戸惑ってしまったのです。

渡された瞬間、「手、洗いました?」とか、「洗ってないでしょ?」と、言われているような気がして、

コンマ何秒か、受け取るのをためらってしまったのです。

とはいえ、断ることは無粋というか、野暮なのだと思い直し、ありがたく受け取って使ったのですが、

でも、「あのね、私はちゃんと手を洗ってきたわよ」と言いたい気持ちも残っていて、

せめて連れにだけは、身の潔白を告げたい衝動に駆られ、、って、そこまで大事件かって話ですよね

そういえば、連れは迷いもせずにおしぼりを受け取っていましたが、それが夜の世界では自然な振る舞いなのか、

はたまた、それを見越して を洗わなかったのか、未だに謎のままです。


 五感を研ぎ澄ましたホステスさん達は、好きな人のウソも見抜いてしまうのかなぁ、、なんて、

夜更けの銀座通りを歩きながら、ふと考えてしまいました


 さて、その頃、おみやげの を待ちながら、お留守番をしていた秘書にゃんこです。


初公開 ワイルドストロベリーに囲まれた 秘書にゃんこルーム


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