横浜の関内駅を降りるといつもは海の方面に歩くのですが、この日は初めて伊勢佐木町方面へ。
駅前の商店街イセザキモールで86年間の長きに亘り営業を続けてきた「不二家レストラン」が、
老朽化のため8月20日を以て閉店し、建て替えられると聞き、行って参りました![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cars_train.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/92/bd5e70e6e4cc69b0a3b247414445678f.jpg)
不二家 横浜センター店(1937~2023年)
設計:アントニン・レーモンド(1888~1976年 チェコ出身の建築家)
当時はガラス張りのビルが、さぞかしモダンだったことでしょう。
レーモンドは、帝国ホテルを設計したフランク・ロイド・ライトの助手として1919年(大正8年)に来日。
88年の生涯の半分にあたる44年間を日本で過ごし、各地に多くの作品を遺しました。
私は何年か前に軽井沢を訪れた際、「夏の家」(1933年)と「聖パウロカトリック教会」(1934年)に参りました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/b9/84ec65124dfb04fad991820b7013779f.jpg)
店内には昔の写真が展示してあり、米軍に接収された当時のダンスホールなどが写っていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/b7/7472badb5f1a1247a7f8df94b358fd2b.jpg)
おとなのお子様ランチ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0050.gif)
ここまで来たのですから、ちょっと足を伸ばし、お隣の駅から元町を通り抜けて。。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/2e/6d804f2f8e7fddef5944914eb481625a.jpg)
エリスマン邸(生糸貿易商社の横浜支配人であるエリスマン氏の邸宅)
現存するレーモンド建築の中でも古い1925年頃の作品は「横浜市認定歴史的建造物」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/9e/e018ad62146364f40c24e86ee697638c.jpg)
エリスマン邸の玄関
週末ともなれば、見学やカフェの利用客で行列ができるのですが、この日はほぼ貸し切り状態。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/e4/d2d95c2b6f5bb54949f0a2b92d0a13df.jpg)
家具などにも、師であるライトの影響が見受けられます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/3a/e19c0eae0b76a4dfb64cfc82815adbe7.jpg)
クリスマスにこの応接室で撮った写真が、私のスマホの待ち受け画面なんです![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/xmas_tree.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/71/1d987ca5952207f19148225b6beddeea.jpg)
しばらく休業していたカフェが再開。
リンゴと桃のケーキの美味しさといったら![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heart_orange.gif)
私たちが生まれる前の日本は、レーモンドの目にどのように映ったのかしら。。
当時を知る人も、そして貴重な作品も少なくなる中、機会を見つけてはいそいそと出かけています![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heartss_pink.gif)
専門的なことは何ひとつ分からない素人なりに、美意識が感じられる「建築」に惹かれます。
お読みくださいまして、ありがとうございます。
レーモンドのお弟子さんによる著書 に、
お手数ですがクリックをお願いいたします。
駅前の商店街イセザキモールで86年間の長きに亘り営業を続けてきた「不二家レストラン」が、
老朽化のため8月20日を以て閉店し、建て替えられると聞き、行って参りました
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不二家 横浜センター店(1937~2023年)
設計:アントニン・レーモンド(1888~1976年 チェコ出身の建築家)
当時はガラス張りのビルが、さぞかしモダンだったことでしょう。
レーモンドは、帝国ホテルを設計したフランク・ロイド・ライトの助手として1919年(大正8年)に来日。
88年の生涯の半分にあたる44年間を日本で過ごし、各地に多くの作品を遺しました。
私は何年か前に軽井沢を訪れた際、「夏の家」(1933年)と「聖パウロカトリック教会」(1934年)に参りました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/b9/84ec65124dfb04fad991820b7013779f.jpg)
店内には昔の写真が展示してあり、米軍に接収された当時のダンスホールなどが写っていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/b7/7472badb5f1a1247a7f8df94b358fd2b.jpg)
おとなのお子様ランチ
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ここまで来たのですから、ちょっと足を伸ばし、お隣の駅から元町を通り抜けて。。
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エリスマン邸(生糸貿易商社の横浜支配人であるエリスマン氏の邸宅)
現存するレーモンド建築の中でも古い1925年頃の作品は「横浜市認定歴史的建造物」
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エリスマン邸の玄関
週末ともなれば、見学やカフェの利用客で行列ができるのですが、この日はほぼ貸し切り状態。
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家具などにも、師であるライトの影響が見受けられます。
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クリスマスにこの応接室で撮った写真が、私のスマホの待ち受け画面なんです
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しばらく休業していたカフェが再開。
リンゴと桃のケーキの美味しさといったら
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私たちが生まれる前の日本は、レーモンドの目にどのように映ったのかしら。。
当時を知る人も、そして貴重な作品も少なくなる中、機会を見つけてはいそいそと出かけています
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専門的なことは何ひとつ分からない素人なりに、美意識が感じられる「建築」に惹かれます。
お読みくださいまして、ありがとうございます。
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