ハロウィンに浮かれる大人たち(更新)〜祭り好きとバカ騒ぎは排除すべきか・・・

　若者がハロウィンに浮かれるのは理解できる。外国人がハロウィンで騒ぎたがるのも理解できる。
　勿論､騒ぎが大きくなり過ぎて､暴動に発展すればそれは立派な犯罪である。しかし､我らの中高年世代でもハロウィンに浮かれる祭り好きのバカが沢山いる。

　ハロウィンは本来､子どもたちの行事である。大人たちはそんな子どもたちを迎えてオモテナシをする側だ。だが､いつからド派手な仮装をして暴れまくる場になったのか？
　全く､嘆かわしい現実が今年もやってくる。

　2020年10月､コロナ渦の真っ最中にあった韓国でも､この嘆かわしい現象は起きた。
　以下､｢ハロウィンは浮かれた大人のお楽しみではない｣から一部抜粋です。
　釜山にある歓楽街一帯は非常に混雑し､”最小1mの距離の確保”はできなかった。ソウルの繁華街では､仮装ならぬコスプレの若者で賑わった。本来ハロウィンの聖地になる筈のクラブは表面的には休業してたが､”出会い系居酒屋”という不特定多数の男女の怪しげな出会いの場の入口には行列が出来ていた。
　行事とは必ずやらなくてもいい。それを守る法律も守らない法律もない。どちらにしても罰される事もないのだから・・・
　若者のノーモラルばかりがハロウィンによって浮かびだされるが､大人は紅葉を見に出かけた。全国の高速道路を利用した車両は515万台に達し､鶏龍山には1万5000人､雪岳山国立公園には1万9100人。韓国人は､家にいて健康に気を配ることが苦手なようだ。
　以上､”ワールドのニュース”からでした。

バカ騒ぎと祭り好き

　子供は成長して､(知能は幼児のままで)身体だけが大きくなるとバカ騒ぎしたくなるのだろうか？一方で､大人は歳を取る毎に(知能は衰弱し)寂しく愚かになり､行事だけが唯一の楽しみになるのだろうか？それも外国の行事に浮かれるのだから､更に嘆かわしい。
　今年のハロウィンがどうなるかは知る余地もないが､2020年の(と言っておこう)韓国の若者のように男女の怪しげな場で大人しくエッチをしてくれた方が､公道でバカ騒ぎするよりもずっとマシである。

　しかし､何にでも騒ぎたがる日本の若者に､それだけの知恵があるのだろうか？
　一方で､催事や仏事だけが唯一の楽しみに成り下がった中高年の大人たちは､ハロウィンというオメデタイ外国の行事をどうやって過ごすのだろうか？

　行事だってバカ騒ぎだって､タダじゃない。イベントも大げさに大規模に行えば､大金が掛かるし､バカ騒ぎも度が過ぎると逮捕されるだけでなく､大きな事故に繋がり､多くの犠牲をもたらす。
　つまり､行事という行事を徹底して排除する事で､バカ騒ぎも祭り好きも死滅させる事ができるし､自分の､いや大衆の身の安全を考えれば尚更である。それに､お金も掛からないし､税金を使わずに済む。
　事実､渋谷区はハロウィン期間中(29〜31日)に警備員100人を配置し､対策費は約5千万円という。

　あるコメントに､(昔だったら暴◯族と何ら変わりない連中と同じで)”ちゃんと努力して社会に認められてたら､そこまでして目立ちたい､騒ぎたいとも思わないだろうが。ロクに努力もせず当然､社会にも認められないから､どこかで発散して目立ちたいだけだろう”とあるが､図星である。
　しかし､これは若者だけの問題ではない。我ら中高年にも言える事でもある。
　行事や催事に浮かれる事で､”人生の負け組”として長年満たされない陳腐な自己満足と貧相な達成感を得る。

　こういう言い方をすると怒られそうだが､祭り好きの人種って知能が低い様に思えなくもない。私の周りにもそういうのが多いが､彼ら彼女らは常に集団で群れたがるし､人混みを異様なまでに好む。それに､集団心理も手伝ってか開放的になり､声を荒げ､奇声を発するのも､この人種の特徴である。
　コロナ渦の最中でも､3蜜やマスクを無視し､陰謀説を振り飾す輩らがいたが､同じ様な人種だろうか。

　一方で､ハロウィンの起源はドルイド教で､古代ケルトの悪魔崇拝に通じてるとされる。　
　そういう事もメディアや自治体は祭り好きに教えるべきだ。祭りの起源も何も知らないで､浮かれ暴れるだけなら､それは暴力や暴動と何ら変わりはない。
　渋谷区も臨時の法令を作り､繁華街の公道でのハロウィン騒ぎを全面禁止にすればいいのに､そこまでしてお祭りを優先したいのだろうか？
　それとも､全面禁止にする方が予算が多く掛かるのだろうか？

　
追記〜前代未聞の大事故

　ブログを書いてる最中に､信じられないような事故が起きた。
　記事でも紹介したハロウインに浮かれる韓国の若者らだが､韓国ソウルの繁華街のイテウォン(梨泰院)で29日夜遅く､大勢の人が折り重なるようにして倒れ､これまでに151人が死亡､82人がけがをした。死傷者の多くが10代と20代の若者で､死者には外国人19人が含まれる。
　当時､ハロウィンを前に集まった大勢の若者が狭い路地に密集していたという。
　現場は､バーなどの飲食店が多くある狭い路地で､坂になっていると。イテウォンはここ数年､ハロウィーンの時期に仮装などをした若者で賑わっていて､今年は新型コロナの規制緩和を受け､3年ぶりに大勢の若者が繰り出し､29日夜は約10万人が訪れたとされる。
　地元メディアは､大勢の人が坂の上の方から次々と折り重なる様に倒れていったという目撃者の証言も伝えている(NHKWEB)。

　日本でも2001年､兵庫県明石市の歩道橋で花火大会の見物客が折り重なって倒れ､11名が死亡し､183人が怪我をした。群衆の流れが歩道橋に集中した事による惨劇で警備の杜撰さが指摘されたが､3密も度が過ぎると警備体制如何に関わらず大きな事故に繋がる。
　群集雪崩に巻き込まれた場合は抵抗する事はほぼ不可能である。こうした事が判っていながら､人が密集してる所へ敢えて近づく。
　身を守る為にも群衆は避けるべきなのに､祭り好きの連中は(蛆虫みたいに)行事やイベントに群がる。
　これでは､いくら警備体制を強化しても限界がある。祭り好きと群衆心理という農耕族伝統の病巣を取り除かない限り､こうした事故は防げないのだろうか？

　さてと､ハロウィン本番の31日の夜はどんなバカ騒ぎが展開されるのだろうか？