地球の歴史
地球はいつから存在し、生命は誕生し、酸素ができ、現在のような緑豊かな星になったのであろうか?
地球が誕生した46億年前頃の原始大気は、主にヘリウムと水素からなり、高温高圧だった。これは現在の太陽の大気と似た成分である。これらの軽い成分は、原始太陽の強力な太陽風によって数千万年のうちにほとんどが吹き飛ばされてしまったと考えられている。
やがて、太陽風は太陽の成長とともに次第に弱くなってくる。この頃には、地表の温度が低下したことで地殻ができ、地殻上で多くの火山が盛んに噴火を繰り返していた。この噴火にともなって、二酸化炭素とアンモニアが大量に放出された。水蒸気と多少の窒素も含まれていたが、酸素は存在しなかった。この原始大気は二酸化炭素が大半を占め、微量成分として一酸化炭素、窒素、水蒸気などを含む、現在の金星の大気に近いものであったと考えられている。
40億年前(±2億年)、この頃原始海洋が誕生し、しばらくして原始生命も誕生したと考えられている。 35億年前の地球上で最古の化石(西オーストラリア・ピルパラ地域からのバクテリアの化石)が発見されている。32億年前、光合成をする生物が現れる。藍藻(シアノバクテリア)。 ストロマトライトとして痕跡を残した。ストロマトライトは藍藻(シアノバクテリア)の活動で形成された岩石。また、これよりも古い時代とする説もある。
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参考HP 東京大学プレスリリース:酸素大気形成のタイミングとメカニズム解明 National Geographic news:h地球の酸素はマグマの組成変化で増加1
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