毛嚢に免疫機能を発見
毛嚢は“もうのう”と読む。毛穴より下にある髪の毛を取り囲む組織のことだ。髪の毛がつくり育てられていく過程で非常に大切な部分である。毛嚢が、皮膚と粘膜に存在する免疫細胞であるランゲルハンス細胞を表皮へと動員するきっかけを作ることが明らかになった。
毛嚢は毛の成長、皮脂の分泌にかかわるとともに、表皮のさまざまな幹細胞の待機所の役割を担う。ランゲルハンス細胞は表皮に高密度に分布し、正常な状態では自己再生するが、ストレスのかかった状況の下では骨髄中の細胞によって補充される。
Nagaoたちは、ストレスや炎症刺激が加わると、毛嚢の異なった領域からケモカインと呼ばれる可溶性メディエーターが分泌され、これがランゲルハンス細胞前駆細胞の表皮への移動を誘導することを明らかにした。
ランゲルハンス細胞の役割 皮膚の異常をキャッチするセンサーの役目をしている樹状細胞。 発見者にちなんでドイツの医学者パウル・ランゲルハンスより名づけられている。膵臓に存在するランゲルハンス島と混同してはならない。
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参考HP Wikipedia:ランゲルハンス細胞 マイナビニュース:毛はただの物理的バリアではない
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