一般的に思われているポーズを行なう『ヨガ/ヨーガ』は、今から遡ること1500年以上前にまとめられた パタンジャリのヨガ・スートラに源流のひとつを求めることが出来ます。
今日は、ちょっと専門的に、私のyoga哲学講座で行なっている、サンスクリッド語から読解する方法で『Yoga Sutoras of PatanJali』195節の中から1章の9節を解説してみます。
Yoga Sutoras of PatanJali Chapter1-9
zabda jjaana anupaatii vastu zuunyo vikalpaH
(サンスクリッド表記が出来ないので、『便宜上』ローマ字で発音表記しています。)
zabda:声 音 語 など
jjaana:理解 学習 など
anupaatii:後ろに続く 結果による など
vaestu:事物 実在するもの 物 など
zuunyo:空虚な 存在しない 虚しい など
vikalpah:空想 変化 疑い など
【訳】言葉より理解され、実際には存在しないものが妄想である。
【解説】
単語を直訳し羅列すると『 声 理解 ~による 実在するもの 虚しい 空想』。
これを前後の説、文法などと照らし合わせて、一番イメージに近くて分りやすい日本語を選ぶと、このような訳になります。
shudhananda@mayura
※以前に書いた同じ節のblog用手抜き(?)解説との違いもごらんください