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カンガルーケア

2010-04-04 | ヘルスケア
生まれたばかりの新生児を母親の胸で抱く『カンガルーケア』で事故が出ているとニュースでみました。

昨年の本母乳哺育学会では、国内205の医療施設に対する調査で、カンガルーケア中に新生児の状態が急変したケースが16例ったことが報告されたそう。

そのうち10例が心肺停止や呼吸停止に陥り、うち2人が死亡。
5人は脳機能障害など重い障害が残ったとのこと。

もともと、保育器不足に悩む、気候が温暖な南米コロンビアで生まれたケアの方法。
日本の分娩室の室温が25℃前後の上に、新生児は生後1時間位で体温と血糖値が最も下がるため、低体温症に陥りやすく、症状が表に出なくても、脳障害などに陥る可能性があると言う指摘もあります。

これらは、病院で起きた事故の話し。
医療従事者も人間です。ミスもあれば、知識不足もあります。

受ける側も、事前にリスクの情報収集と、医療機関を信じきらない事も大切ではないかと思います。

yamabech@mayura


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