うぇるなび

yoga ayurveda インド哲学 心を豊かにする生活

がんの発見経路 25%が偶然の発見。

2011-08-08 | ヘルスケア
WEBのニュースでこんな記事をみつけた。

『国立がん研究センターが発表した「がん診療連携拠点病院 院内がん登録2008年全国集計 報告書」には意外な事実が記されている。
 がんの「発見経路」のデータを見ると、「がん検診」が全体の7.7%、がんの発見を目的としない「健診・ドック」が8.0%、他の疾患を治療中・経過観察で偶然発見された「経過観察」が25.0%となっている。』

がんは早期発見が良いと言うのは通説だが、他の疾患の検査で偶然発見される方が、約3倍も多いのは興味深い。
さらにこんなことも書いてある。

『「諸外国と比較して、日本はがん検診率が低いことが問題になっています」
 経済協力開発機構(OECD)の2009年調査によると、日本の検診率はわずか20~30%前後。』

しかし、日本は世界トップレベルの長寿国。
検診率が上がると、どうなるんだろうか?

早期発見は、経過が良いと言うが、発見した後、もし放置していたらどうなっただろうか?

なんて、いつも逆の事も考えてみる。

前述のデータを裏読みすると・・・

70~80%の人ががん検診を受けずに、
約60%の人が、がん検診、検診・ドック、治療の経過観察すら受けていない。
なのに世界トップクラスの長寿国なのである。

これだと、日本人はとても健康だと思える。

データを裏返して、情報を読み解くと、面白い事が見えてくることがあるものだ。

yamabech@MAYURA



コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。