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出生前診断

2014年07月09日 | 市民講座
新型出生前診断。妊婦の血液から、胎児の遺伝異常、例えばダウン症かどうかがそこそこの信頼性で鑑別できるというのだ。

その倫理的な問題について、NHKの番組を見たり(クローズアップ現代、ハートネットTV)、町田市民講座で話を聴いたりしてきた(松原洋子さん、柘植あずみさん)。
反対意見を聞くと当たり前のように納得できる。でも、賛成意見にもそれなりに同意。なかなか自分の意見を持つことが出来ないでいる。ちょっと、いや、かなり厄介なテーマだ。

本日も町田市の出生前診断の講演会いってきた。演者は坂井律子さん(NHK)。元気なジャーナリストの語りはわかりやすい。染色体異常と診断された妊婦の90%以上が中絶するという国。それでも出生前診断は人道に反すると反対する同国のグループ。

よくわかったのは、出生前診断を気軽に容認していると、障がい者はダメなものという偏見が生じやすいということだ。
出生前診断の是非はひとりひとり多様な考えがあるだろうが、これが障がい者差別を助長するようなことはあってはいけないと強く思った。

スペシャルオリンピックスのボランティア体験で、ダウン症や自閉症の人たちの優しさに触れ、彼らの存在価値一端を体感した。彼らの近くにいると平和な空気に包まれるて心が休まるのだ。このことをもっと多くのひとに体験してほしい。
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