閑(ひま)じぃのブログ by 閑斎

趣味の紙紐細工創りとその時々の歌、旅の紹介です。遠方には行かなくなり近くで楽しい仲間との歌を楽しんでいます。

三島(朝霧)

2018-07-19 11:26:56 | 歌川広重 東海道五十...
京から数えて45宿目、三島宿です。遠景が朝霧でぼやけている想定です。
三島宿は伊豆国で唯一の東海道の宿場です。
ここは伊豆国の一の宮で、頼朝が源氏再興を祈願した三島大明神の門前町でもあります。
この絵の解説によると、早朝の朝霧の中を行き来する旅人を描いています。
大鳥居、玉垣、社殿、家並みはシルエットになっており、左向こうに遠ざかる
旅人もぼんやりしているはずでした。
一方で、中央の一団ははっきりと描かれています。馬上に人と荷物を乗せるのを
乗掛(のりかけ)というそうで、荷物は20貫目までとなっています。
当時の馬は、人間同様、力持ちだったんですね。
朝早く立った旅人は箱根へ急ぐようです。
少しアップした写真です。
 
原画はこちらです。

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3 コメント

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Unknown (閑斎)
2018-07-19 11:43:58
一度三島大社に行ったことがあり、お昼に近でうな重を食べました。美味しかったです。
霧は紙紐で作れないので、背景の制作は難しかったですね。
その代わりでもありませんが、中央の一団は、絵とは少し違って横に並べて置きました。
久しぶりに大きな人物を作りました。
次は、いよいよ箱根です。
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Unknown (ゆきママ)
2018-07-20 21:43:18
だんだんわが街に近づいてきましたね。地名もこれからはなじみのものが出てきそうです。
朝霧の向こうの景色、紙紐の色を使い分けて工夫されたことがよくわかります。
人物は目線までリアルで、生き生きしていて、まるで当時にタイムスリップしたような気分になっています。
お暑い毎日です。ご自愛くださいませ。
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Unknown (閑斎)
2018-07-21 09:20:55
よく見ると、駕籠やの腕が何かぶさいくに出来ていましたね。小さくてよく切れるハサミがあればと思いますが・・。
料理人や大工さんも自分の道具にはお金をかけ、よく手入れをされていますが、私なんぞはダメです。
今日も暑くなりますね。
救急車を呼ばなくていいように頑張らないようにします。
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