第41作目です。
尾州不二見原(びしゅうふじみがはら)
愛知県名古屋市中区富士見町
解説は、「葛飾北斎 富嶽三十六景 解説付き」から引用しました。
大樽の輪の中に小さな三角形の富士が見えます。
樽職人は富士に背を向け一心不乱に樽づくりをしています。
ここ不二見原は現在の名古屋市中区富士見町のあたりです。
高台にありますが、視界を阻まれて実際には富士は見えません。
丸い桶をフレームとして田畑の向こうに遠くの富士をのぞんでいます。
真ん丸と三角形の対比の面白さを描いています。
なお、富士見原は、遊郭や武家の別宅が存在する名勝地として知られて
いました。
原画です。
奇抜なアイデア一杯の絵ですね。
大樽が自重で真円にならないのがいいところかも。
もう少し出来栄えがよかったらと残念に思っています。
昔は尾州まで富士山が見えていたんですね。
コメント、ご来訪に感謝です。
個人的には閑斉様が作った、中の人のポージングが「いよっ!と」みたいな雰囲気があってそっちを見てました笑
次回が最後の一作とは。記事一覧で拝見させていただきましたが「2019年1月から」…1年半を超えるシリーズがいよいよ、と。
閑斉様のペースで、一閲覧者として応援しております!
2週に1作品、まずまず終われそうです。
紙紐の人物は、このポーズにしないとうまく曲げて作れない状態でした(言い訳)。
次のシリーズを探しております。
マリオももうちょっと雑兵がありますが、直に終わりそうです。
ご訪問、ありがとうございました。
大きな樽を額に見立てた北斎の構図のすばらしさに感服です。
そしてそれを立体に起こす閑斎さんの作品の出来も素晴らしい!!
職人さんのポーズが違うのは閑斎さんのアレンジ?と思ったらそういうことでしたか…。
当時は腕が未熟で、職人の姿勢も合っていません。
掲載は、解説文のあるサイトの順にしましたので最後になってしまいましたね。
ご訪問、ありがとうございました。