閑(ひま)じぃのブログ by 閑斎

趣味の紙紐細工創りとその時々の歌、旅の紹介です。遠方には行かなくなり近くで楽しい仲間との歌を楽しんでいます。

川崎(六郷渡舟)

2018-12-06 08:37:39 | 歌川広重 東海道五十...

江戸まで残すは品川だけとなった川崎宿です。
品川との間に流れているのが多摩川です。度々の洪水で橋が流され、六郷の
渡しとして渡舟になったようです。
向こう岸の家並みが川崎宿となっていて、舟待ちの人々が沢山います。
渡し舟には竿を操る船頭、のんびり煙草をくゆらす商人、談笑する一団が乗って
います。

  

絵を見て、「いやー、どうしよう」と思いました。
富士山があり、家屋・木々が多く、おまけに渡し舟と乗客の人数の多いことです。
おまけに不得意の馬もいましたね。
懐かしくも、富士山はこれが最後の制作となりました。
中央奥に舟場会所があって船賃を支払う場面もあるのですが、見えなくなって
しまいました。もう少し上に作ればよかったと反省しきりです。

少しアップしました。

原画です。

次は、いよいよ品川です。


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6 コメント

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Unknown (閑斉)
2018-12-09 07:11:36
あけびさん、細かいところに気が付きましたね。
私は新聞社から貰った絵を元に制作していまして、原画はネットにあるのを適当に拾っています。
色の違いには気が付きませんでした。細かく見ていただいて、嬉しいですね。
年内に江戸着できそうで、次のシリーズを北斎にすることにしました。北斎の絵の構図の奇抜さをどう作るか、自分でも見物と思っています。
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Unknown (山野あけび)
2018-12-08 23:00:07
閑斎さん、多摩川を越えましたね。わたしは東京から帰るとき電車が多摩川の鉄橋を渡ると、自分の領域に戻ったという気分になるのよ。富士山とお別れですか。京都からほんとうに長い旅でしたね。お疲れさまでした・・・ってまだ品川がある。 それにゴールの日本橋もね。わたしの楽しみはまだ続く。閑斎さんフレーフレーです!船頭さんはこんなにたくさん人を乗せて多摩川の流れを渡るのですね。たいへんな仕事ですね。太いサオをたて体をしならせて、たいへんさがよく分かります。あ、ところが着ているもの、閑斎さんは赤色ですね。原画では緑色? わたしの手持ちの本「広重五十三次を歩く」を開いてみたら、閑斎さんと同じ赤色でした。不思議です。
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Unknown (閑斉)
2018-12-06 19:53:27
過分な言葉をいただきましたね。
平面の絵の方が立体感があり、どの作品ももう一歩も二歩も不満足なのですが、性格上、同じ作品を2度創ることがありません。
豆地蔵のように沢山作るとだんだんうまくなりますね。
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見事な作品だと…。 (人生の素人:折師)
2018-12-06 19:29:52
 絵画を、紙紐細工で…オリジナルに再現する。
 細かさもあり、本来の絵画にない立体さもあり、…そして伝える力と雰囲気がある作品。

 いい作品だと、真っ向から想いました。作品と記事に感謝を!
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Unknown (閑斉)
2018-12-06 10:20:32
江戸に近づくにつれ、家、人が多くなってきました。
絵の世界との制作手法の差が厳しくなっています。
品川も大変そうです。
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Unknown (ゆきママ)
2018-12-06 10:06:22
これはまさに集大成ですね。
富士山、松、家々、海、船、馬、そしてたくさんの人々。さぞかし製作期間もいつも以上にかかったことでしょう。お見事‼
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