閑(ひま)じぃのブログ by 閑斎

趣味の紙紐細工創りとその時々の歌、旅の紹介です。遠方には行かなくなり近くで楽しい仲間との歌を楽しんでいます。

箱根(湖水図)

2018-08-02 18:19:46 | 歌川広重 東海道五十...
京から数えて46宿目、箱根宿です。
箱根の山は天下の険、東海道の難所です。
絵では山の険しさを誇張しているだけでなく、モザイク模様の岩肌を派手に描いています。
湖水に向かって下る権現坂と思われる街道を大名行列が通っています。
湖水の向こう側には富士山がうっすらと見えていて、岸辺には箱根権現(箱根
神社)の屋根が見えています。
 
原画はこちらです。

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7 コメント

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Unknown (閑斎)
2018-08-02 18:27:22
今回は山々山々、岩々岩々の風景でした。なるだけカラフルにしましたが、結果はどうだったか?
それと大名行列の人は小さくて足まで作れず、感じで判る程度ですが、時間は随分とかかりました。
湖面に舟でも浮かべようかと思いましたが、そこまでやるといけないので止めました。
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Unknown (ゆきママ)
2018-08-03 22:22:19
天下の険といわれた険しさが感じられますね。坂道を上る大名行列といい、山々の肌色の違いといい、制作に苦労されたのでは、と想像しています。根気がなくては仕上がりませんね。
拍手をおくります。
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Unknown (閑斎)
2018-08-04 07:16:59
持っている色に限りがあるので、原画の色は再現できていません。仕方ないことで、あきらめました。
まっ、どれだけ雰囲気が出せるかですね。
これで、静岡から神奈川に入り、我が街に近づいてきました。小田原は、また、川越え風景です。
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Unknown (山野あけび)
2018-08-06 12:41:18
閑斎さん、すばらしいです!箱根越えの迫力、よく出ていますね! そこを粛々と進む大名行列、人間ておもしろい。急坂の間、大名様も籠になど乗っていられなかったのではないかしら、歩いたほうがラクよね、などと想像しました。富士山が真っ白、何月ころかなぁ。この絵はよく見かけますが箱根神社も描かれているのは知りませんでした。新発見! 閑斎さんの観察眼、それに再現力に、わたしもゆきママさんと一緒に拍手です! 下りの石畳、すべりやすいから気をつけてね。小田原でカマボコを食べながらお待ちしています!
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駕籠を担ぐ人 (閑斎)
2018-08-06 14:15:50
あけびさん
久しぶりです。
いや~、お殿様は絶対に駕籠から出ないと思いますが。それに、私の観察眼ではなく、解説を見て記載したものです。
ところで、将軍様や大名が乗る駕籠は、正式には「乗物」と呼んだそうですね。
また駕籠を担ぐ者は「陸尺」(六尺)と言ったそうで、陸尺は乗る人の階級によって、制服や人数も変わるようです。将軍は交代要員も含め20人、老中は10人、国持大名は8人、大目付、寺社奉行、奏者番は6人、町奉行は4人、小身は2~3人と紹介されていました。
陸尺は、様が乗物酔いしにように心がけ、そのために駕籠の中に水を一杯入れた茶碗を置いて、こぼさないようにして担ぐ訓練もしたそうです。
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Unknown (山野あけび)
2018-08-07 20:58:09
陸尺さん、たいへんな仕事でしたね。でも交代要員がけっこういるみたいでちょっと安心しました。駕籠のなかのお殿様、ときにはジェットコースターみたいにさかさま状態になるのではと思ったのですけど・・・茶碗に水で訓練ですか!徹底していますねー。時代が違うと想像外のことが当たり前だと、まぁほんとうにおもしろい。閑斎さん、おしえてくださってありがとう!
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大名行列は強行軍 (閑斎)
2018-08-08 07:04:36
昔も今も変わらなようで、経費節減(宿泊費)のため、平均約35㎞のペースで移動したようです。宿は七ツ(午前4時:早いですね~)には出発し、日のあるうちに工程の距離を伸ばし、日没とともに予約した宿に入りったそうで、1日50㎞以上進む藩もあったようです。
交代要員として十数人の陸尺が駕籠の後から付いていてとっかえひっかえ交代しましたね。
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