空耳 soramimi

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園芸店で買った花苗10種 新入生「ラミューム」

2025-03-04 | 花だより

 

 

暖かい日で、どこに行こうかと庭を徘徊しながらといっても狭い庭を行ったり来たり、立ったり座ったりして花のご機嫌をうかがっていたが、一年草の空き地が気になって、行くなら園芸店だ。

やっぱり今年植えるのは多年草かな。

一年草は剪定して切り戻して何ケ月か花を見せてくれてどこかに行ってしまう、種を残して。一年草のはずがたまに冬越しが成功して植え替えするような時はわくわくだけれど。

3月は種まき月か。

去年の種が野菜室で早回しのセリフのようにまだかまだかとワイワイ言っているような気がする💦

春になって芽が出て花を見るのは相当嬉しくて面白い。これを植えたら種を撒こうか。マテ、シバシ。

 

京都縦貫道を走って20分でお店に着いた、何度も行っているがこんなに早く着いたのは初めて。

いつも花を見るとわくわくして、買いすぎる、帰ってから冷静になってみると植えるにも苦労するのに。

気を引き締めて買ってきた、数えてみると、厳選して(庭は狭いし日蔭も多いし、買いたいのを我慢して)10種類。空になって積んである植木鉢の山がふと浮かんだりもして。

花を選ぶより眺める時間が約1時間半、山野草や珍しい花木などうちには植えられない花まで、見るだけなのに楽しんだ。

帰るとどっと疲れて、植えるのは翌日にした。

それが三日続けて雨。ネモフィラなんか元気で、もう徒長し始めている。

植えないまま、名前をメモをして、土の配合だけをした。水はけはどうかとか湿った土がいいとか、半日蔭が好きだったり日当たりが悪いと咲きにくかったり。混ぜるのはパーライトかバーミキュライトか。台所のごみと土壌改良剤で作った土を掘ってバケツで運んで、足腰強化運動だと頑張ったが往復しているうちにバテた。でも土が出来たし、毎日空を見上げて下を見て空を見て、もうそろそろ晴れるころ。晴れてから植えよう。こんな楽な方を選んでは痛い目を見た(買った花を相手に人生を語りそうになる、あ~~やっぱり年ね)

そんなこんなで、梅の花見の公園散歩が出遅れてしまった。

 

勉強ついでに書いておこう。今まででもノートにメモをしてきた。いい加減な整理の仕方だったし、記憶力はだめだし、探すのは面倒だし、で、また調べなおして書いておこうかな。ここに書いておけばタグもあるし、一応楽に調べられるし、今日も外は雨だし。

 

昔見た花に似ているのでつい買ってしまった。

ラミュウム・ピンクパール

随分前になるが、京都黒谷の光明寺を訪ねたとき、石段の下で雑草の中で群れて咲いているオドリコソウを見つけた。ヒメオドリコソウは見慣れていたがオドリコソウにこのとき初めて出会った。名前のように小さいヒメオドリコソウに比べて花が大きく背が高かった。光明寺の桜は綺麗でお寺の風情も京都らしい立派な雰囲気だったが、オドリコソウに出会った感激が大きかった。何年か後で白花のオドリコソウが栽培されているのを見て白い踊り子か、と思っただけで通り過ぎたが、この花はまだ京都以外で見たことがない。

グランドカバーにもなるというが、オドリコソウでは背が高すぎる。ラミウムは見れば見るほどヒメオドリコソウに似ている、シソ科の花の形をしている、気になって調べてみたら学名がlamium purpreumだそうでナルホド。東のおじいさんの椿の下で広がっているアジュガに並べて植えてみようと思って買ってきた。背丈はどのくらいなのか咲くのが楽しみ。

 

☆ ☆ ☆

 

ヒメオドリコソウ (姫踊子草)

春になるとすぐに芽を出して、
まるで笠地蔵の行列のようにびっしりと野原に並んでいる。
頭は赤紫色で衣服は緑のおしゃれな姿で微笑ましい。
畑の縁や開けた野原に群生して、長い三角の形になって延びていく。
下向きに付いた葉は二枚ずつ対生で互い違いに密に重なっていて
その間から唇型の花を突き出している。
花は薄紅色でよく目立ち、マントから出た手の様で
それを見ていると一本足の笠お化けか行き違う蓑笠姿の旅人の様にも見える。

面白い形で並ぶ花で一度名前を覚えるともう忘れない。
どこにでも見られる春の野に咲く代表花。

「空耳風耳・山野草」より

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