空耳 soramimi

あの日どんな日 日記風時間旅行で misako

チゴユリ(稚児百合)が咲きました。

2022-04-11 | 園芸

 

咲きましたというより、咲いているのを見つけました。

これもご近所から来たもので、木の下の植木鉢で毎年細々と生きていました。

春の山で見かけていた小さい可愛らしい花で、時々思い出していましたが、その時はまさか頂けるとは思っていませんでした。

同じ自治会でも少し家が離れていたので、挨拶くらいしかしたことのない方から、「プリムラのジュリアンを集めているので見に来ませんか」と声がかかりました。

少し高い土地に建っている家で、階段を上って玄関に着くと、広い廊下の隅に幅一間くらいのガラスの温室が置いてあって、高く何段もある棚に植木鉢があふれるように並べてありました。

マニアってこうして集めて育てるのか、と驚いたり感心したり。深い青や可愛らしい八重咲まで、なるほどと好きな人の気持ちがわかるようでした。

大学生の息子さんが二人いてちょっと上世代の方でしたが、ハーブティーにも詳しく、可愛いカップに淹れてくださいました。

帰り際に「山野草も好きで」ということでチゴユリを一鉢いただきました。目がくらむようなジュリアンの後のチゴユリは、なんか静かで可愛らしくて懐かしくて喜んでいただいて帰りました。

 

先日庭を掘り返した時鉢ごと移したのですが、まだ芽が出ない時期だしどこに行ったのかなと心配でした。

並んだ植木鉢の花も根づいたようなのでそろそろ地植えに戻そうかと思っているのですが、そこで芽が出ているチゴユリを見つけました。

 

せっかく頂いたのにと思ってどこかに埋まったのかと心配していましたが、無事なのが嬉しくて、それも今年は埋め込んだ元肥が効いたのか少し大きな花が咲いています。

 

その後時々古紙の集積所でお会いしていましたが、息子さんたちは会計士になられたとか。

いつの間にか引っ越され、私も体を壊したりしていた時期で、親しくしてお茶を飲む機会もなかったのですが、引っ越されてしまってもうお会いすることもないと思いながら、これからは本気で世話をしようと、やっぱり同じ場所の木の下に置いたチゴユリの花を見ています。

冬は地上部が無くなりますので鉢から出すことができませんが。野草でも腐葉土だけでなく薄い肥料も与え、時々声をかけないといけないなと思います。

 

ナルコユリの仲間だとか。どこかで見つけたら、素朴なナルコユリやホウチャクソウも仲間に入れたら喜ぶかも(私も)

 

 


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