空耳 soramimi

あの日どんな日 日記風時間旅行で misako

セキチク

2007-07-06 | 山野草







鮮やかな色の花も
豪華に開いた花も
根っこは土を抱いている
小さな種でも温かい土に抱かれて
いつかどこかで花になって咲き始める

人は生まれた時から小さな闇を抱いている
心の中に育っていく闇の種は密かに密かにささやいている
「いつ 花が咲くの」
「いつ 空を見るの」

「シーッ 誰にも言わないで」
「いつも願い続けているのだから・・」
風に乗って散ってしまうまで





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