60年12月10日生まれ・現在52歳。
東京出身。
格好いい50代の日本人俳優を挙げろといわれれば、パッと出てくるのは、ともに52歳の真田広之と佐藤浩市(さとう・こういち)さんでしょうか。
無理とは分かっていても、あんなオジサンになりたいなぁ、、、なんて。
モテまくりでしょうし、同性受けもよさそう。
父さん・三國連太郎は若いころからどっしり構えた演技でしたが、息子さんのほうはスマートというか、スタイルもそうですし、演技もいい意味でクセがないというか、映画を観始めたころはそれが物足りない・・・とも思ったものですが、90年代以降は作品にも恵まれ、とくに『トカレフ』(94)や『KT』(2002)などの演技には感心しましたね。
そんな父さんとの関係ですが、昔は確執もあったようです。
そういうものなのかもしれませんよね、いつかはヘンリー&ジェーン・フォンダによる『黄昏』(81)のような、親子ががっぷり四つに組んだ作品を観てみたい気もしますけれどね。
※最近の映画では、これがいちばんよかったかな。惜しい! 出来ではあるのだけれども。
<経歴>
確執があっても「やはり」血は血なので、若いころから俳優業を意識していたようです。
面白いのは、テレビドラマでデビューした大学時代のとき、すでに「自分は映像で映えるだろうから、舞台への挑戦はしない」と決めていたこと。
そのこだわりさえ、なんか格好いい。
映画俳優デビュー作は、81年の『青春の門』。
空虚だったとされる80年代の日本映画界ですが、確かに90年代に比べると、出演作多数の割には取り上げるべき作品が少ないように思います。
しかしそれでも『魚影の群れ』(83)や『蜜月』(84)、『犬死にせしもの』(86)、『さらば愛しき人よ』(87)などで好演はしています。
そういう努力を、『敦煌』(88)みたいな失敗作が一発でお釈迦にしてしまうようなところがあって、ちょっと気の毒ではありましたが。
さて大飛躍の90年代です。
『超少女REIKO』(91)は肩慣らしだったとしても苦笑、そのあとの伸びが驚異的でした。
94年―『トカレフ』で感情の読めない犯罪者を演じ、ビッグインパクトを残す。
「親より先に死んじゃ、ダメだよね」という最後の台詞が効いています。
『忠臣蔵外伝 四谷怪談』(94)では高岡早紀のおっぱいに負けそうになりながらも善戦、
強盗団のリーダーを演じた『GONIN』(95)、相米監督が小津っぽい世界を目指した『あ、春』(98)、『顔』(2000)など、力演が報われるようになってきたのでした。
ですから敢えていいますが、なにが面白いのか分からなかった『ホワイトアウト』(2000)みたいな失敗作の責任は、佐藤さんには一切ないと。
みんな分かっているのでしょうけれど、いちおういっておかないと。
『新・仁義なき戦い』(2000)、負け犬の美学が炸裂した大傑作『KT』(2002)、
『壬生義士伝』(2003)、『蛇イチゴ』(2003)、
ときどき『感染』(2004)のような「?」映画で主演してしまうこともありますが、
『亡国のイージス』(2005)などの力演に触れると、ライト・コメディはともかく、硬派なキャラクターを演じたときに、その魅力が最大限に発揮されるようです。
現在は安定期に入り、話題作に主演・脇役のこだわりなく数多く出演。
『陽気なギャングが地球を回す』(2006)、『暗いところで待ち合わせ』(2006)、『天然コケッコー』(2007)、『ザ・マジックアワー』(2008)、『闇の子供たち』(2008)、『誰も守ってくれない』(2009)、『少年メリケンサック』(2009)、『ヘヴンズ ストーリー』(2010)、『大鹿村騒動記』(2011)。
『あなたへ』(2012)、『のぼうの城』(2012)。
本年も『草原の椅子』(2013)や『遺体 明日への十日間』(2013)で好演、
公開予定作には『許されざる者』、三谷幸喜の『清須会議』、『人類資金』などなどが控えています。
絶好調! ですよねぇ。
どんなおじいちゃん俳優になるのでしょうか。
やっぱり、格好いいまま歳を取るのでしょうねぇ。
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本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
前ブログのコラムを完全保存『macky’s hole』
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明日のコラムは・・・
『にっぽん男優列伝(188)佐藤隆太』
東京出身。
格好いい50代の日本人俳優を挙げろといわれれば、パッと出てくるのは、ともに52歳の真田広之と佐藤浩市(さとう・こういち)さんでしょうか。
無理とは分かっていても、あんなオジサンになりたいなぁ、、、なんて。
モテまくりでしょうし、同性受けもよさそう。
父さん・三國連太郎は若いころからどっしり構えた演技でしたが、息子さんのほうはスマートというか、スタイルもそうですし、演技もいい意味でクセがないというか、映画を観始めたころはそれが物足りない・・・とも思ったものですが、90年代以降は作品にも恵まれ、とくに『トカレフ』(94)や『KT』(2002)などの演技には感心しましたね。
そんな父さんとの関係ですが、昔は確執もあったようです。
そういうものなのかもしれませんよね、いつかはヘンリー&ジェーン・フォンダによる『黄昏』(81)のような、親子ががっぷり四つに組んだ作品を観てみたい気もしますけれどね。
※最近の映画では、これがいちばんよかったかな。惜しい! 出来ではあるのだけれども。
<経歴>
確執があっても「やはり」血は血なので、若いころから俳優業を意識していたようです。
面白いのは、テレビドラマでデビューした大学時代のとき、すでに「自分は映像で映えるだろうから、舞台への挑戦はしない」と決めていたこと。
そのこだわりさえ、なんか格好いい。
映画俳優デビュー作は、81年の『青春の門』。
空虚だったとされる80年代の日本映画界ですが、確かに90年代に比べると、出演作多数の割には取り上げるべき作品が少ないように思います。
しかしそれでも『魚影の群れ』(83)や『蜜月』(84)、『犬死にせしもの』(86)、『さらば愛しき人よ』(87)などで好演はしています。
そういう努力を、『敦煌』(88)みたいな失敗作が一発でお釈迦にしてしまうようなところがあって、ちょっと気の毒ではありましたが。
さて大飛躍の90年代です。
『超少女REIKO』(91)は肩慣らしだったとしても苦笑、そのあとの伸びが驚異的でした。
94年―『トカレフ』で感情の読めない犯罪者を演じ、ビッグインパクトを残す。
「親より先に死んじゃ、ダメだよね」という最後の台詞が効いています。
『忠臣蔵外伝 四谷怪談』(94)では高岡早紀のおっぱいに負けそうになりながらも善戦、
強盗団のリーダーを演じた『GONIN』(95)、相米監督が小津っぽい世界を目指した『あ、春』(98)、『顔』(2000)など、力演が報われるようになってきたのでした。
ですから敢えていいますが、なにが面白いのか分からなかった『ホワイトアウト』(2000)みたいな失敗作の責任は、佐藤さんには一切ないと。
みんな分かっているのでしょうけれど、いちおういっておかないと。
『新・仁義なき戦い』(2000)、負け犬の美学が炸裂した大傑作『KT』(2002)、
『壬生義士伝』(2003)、『蛇イチゴ』(2003)、
ときどき『感染』(2004)のような「?」映画で主演してしまうこともありますが、
『亡国のイージス』(2005)などの力演に触れると、ライト・コメディはともかく、硬派なキャラクターを演じたときに、その魅力が最大限に発揮されるようです。
現在は安定期に入り、話題作に主演・脇役のこだわりなく数多く出演。
『陽気なギャングが地球を回す』(2006)、『暗いところで待ち合わせ』(2006)、『天然コケッコー』(2007)、『ザ・マジックアワー』(2008)、『闇の子供たち』(2008)、『誰も守ってくれない』(2009)、『少年メリケンサック』(2009)、『ヘヴンズ ストーリー』(2010)、『大鹿村騒動記』(2011)。
『あなたへ』(2012)、『のぼうの城』(2012)。
本年も『草原の椅子』(2013)や『遺体 明日への十日間』(2013)で好演、
公開予定作には『許されざる者』、三谷幸喜の『清須会議』、『人類資金』などなどが控えています。
絶好調! ですよねぇ。
どんなおじいちゃん俳優になるのでしょうか。
やっぱり、格好いいまま歳を取るのでしょうねぇ。
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『にっぽん男優列伝(188)佐藤隆太』