きょうも、誰も居ない。
きのうも、そうだった。
おとといも・・・って、マジか!? と思った。
「誰か居た」のは、先週まで遡る。
あれ、去年、夏季五輪が開催されたのは幻だったのかな・・・と考える。
いや、そんなはずはない。
松本薫が金を取ったじゃないか、その効果でひとは増えるはずだと予想したのだが。
自分が所属している道場だけの話ではない、
いままでの経験上、夏季五輪が開催された翌年の春は、入門者が例年より1.5倍、多いときには2倍の数になる。
だが今年はなぜか、入門者は例年の半分以下ときたもんだ。
五輪の結果が惨敗というなら分かる、
まぁ確かにとくに男子柔道は「いい結果」だったとはいえないが、それにしても少な過ぎやしないか?
マジか!?
なぜだ、なぜなんだ!?
というのはポーズだけで、じつはその理由は知っているし、
前言撤回っぽくなるが、こうなることは春がやってくる前に「なんとなく」予想出来ていた。
K-1やMMAの人気低下が要因?
いや、それはちがう。
授業で武道が必修化されたから?
それもちがう。
そう結論づけるひとも居るが、それは日本柔道が抱えている問題から目を背けたいひとの強引な解釈に過ぎない。
某内柴くんによる強姦スキャンダル。
それが沈静化される前に発覚した、女子柔道における体罰問題。
このふたつが効いている。
というか、それがすべて、、、という気もするのだが。
レスリングの「五輪競技外し」も気にはなるが、吉田さおりんの超人的な活躍などで競技人口が劇的に減っているわけではない、
知り合いのパパさんから聞いた話だが、スポーツが「そこそこ」強い高校に進学した息子さんによると、野球部はダルビッシュとWBC効果で入部希望が数十人も居るのに対し、柔道部は、たった3人らしい。
ガッデム!!
強くなりたいと思った少年が始めるスポーツって、ボクシングか柔道だったはず。
それがいまでは、通用しないというのである。
草食化の流れ?
いやいや、そんな現象はないと思う。
単にイメージが悪くなっただけなのだ。
松本薫のようになりたい! と少女が思っても、親が「やめておきなさい。体罰喰らうかもしれないし、ブタとか馬鹿とかいわれるかもしれない」と諭して思い留まらせる。
親の所為にするつもりはないが、道場へ入門する場合、「親の強い勧め」があって、子どもを「なかば強引に」道場へ連れていくという光景がよく見られたのである。
今年にかぎっていえば、そういう親がひとりも居ないのだった。
これ、かなり重症だと思う。
どうしたらいいんだべか。
まぁ地道にコツコツと少年少女たちに柔の道を教えていくほかはないのだが。
つまり、ときが経過するのを待つしかない。
そりゃ自分だって、なめた態度を取ったガキに対して「強めに」指導したことはあった。
態度が改まるまで、ひたすら投げるとか。
正座さえきちんと出来ない子も多いから、受け身を教えず、延々と正座させておいたり。
けれども「そういうのも、体罰のひとつになる可能性がある」と師範に注意されて以降、過剰なほどに優しく教えるようになったわけで。
クビになった園田さんに全責任があるわけじゃ、もちろんない。
かといって、イマサラ某内柴くんのことをアレコレいっても始まらない。おそらく懲役を喰らう(=控訴中)だろうし。
暗~~~い気持ちになったので、自分を慰めるかのように、
柔道幻想が強かった数年前の煽り動画を繰り返し視聴するのであった。
…………………………………………
本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
前ブログのコラムを完全保存『macky’s hole』
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『シネマしりとり「薀蓄篇」(37)』
きのうも、そうだった。
おとといも・・・って、マジか!? と思った。
「誰か居た」のは、先週まで遡る。
あれ、去年、夏季五輪が開催されたのは幻だったのかな・・・と考える。
いや、そんなはずはない。
松本薫が金を取ったじゃないか、その効果でひとは増えるはずだと予想したのだが。
自分が所属している道場だけの話ではない、
いままでの経験上、夏季五輪が開催された翌年の春は、入門者が例年より1.5倍、多いときには2倍の数になる。
だが今年はなぜか、入門者は例年の半分以下ときたもんだ。
五輪の結果が惨敗というなら分かる、
まぁ確かにとくに男子柔道は「いい結果」だったとはいえないが、それにしても少な過ぎやしないか?
マジか!?
なぜだ、なぜなんだ!?
というのはポーズだけで、じつはその理由は知っているし、
前言撤回っぽくなるが、こうなることは春がやってくる前に「なんとなく」予想出来ていた。
K-1やMMAの人気低下が要因?
いや、それはちがう。
授業で武道が必修化されたから?
それもちがう。
そう結論づけるひとも居るが、それは日本柔道が抱えている問題から目を背けたいひとの強引な解釈に過ぎない。
某内柴くんによる強姦スキャンダル。
それが沈静化される前に発覚した、女子柔道における体罰問題。
このふたつが効いている。
というか、それがすべて、、、という気もするのだが。
レスリングの「五輪競技外し」も気にはなるが、吉田さおりんの超人的な活躍などで競技人口が劇的に減っているわけではない、
知り合いのパパさんから聞いた話だが、スポーツが「そこそこ」強い高校に進学した息子さんによると、野球部はダルビッシュとWBC効果で入部希望が数十人も居るのに対し、柔道部は、たった3人らしい。
ガッデム!!
強くなりたいと思った少年が始めるスポーツって、ボクシングか柔道だったはず。
それがいまでは、通用しないというのである。
草食化の流れ?
いやいや、そんな現象はないと思う。
単にイメージが悪くなっただけなのだ。
松本薫のようになりたい! と少女が思っても、親が「やめておきなさい。体罰喰らうかもしれないし、ブタとか馬鹿とかいわれるかもしれない」と諭して思い留まらせる。
親の所為にするつもりはないが、道場へ入門する場合、「親の強い勧め」があって、子どもを「なかば強引に」道場へ連れていくという光景がよく見られたのである。
今年にかぎっていえば、そういう親がひとりも居ないのだった。
これ、かなり重症だと思う。
どうしたらいいんだべか。
まぁ地道にコツコツと少年少女たちに柔の道を教えていくほかはないのだが。
つまり、ときが経過するのを待つしかない。
そりゃ自分だって、なめた態度を取ったガキに対して「強めに」指導したことはあった。
態度が改まるまで、ひたすら投げるとか。
正座さえきちんと出来ない子も多いから、受け身を教えず、延々と正座させておいたり。
けれども「そういうのも、体罰のひとつになる可能性がある」と師範に注意されて以降、過剰なほどに優しく教えるようになったわけで。
クビになった園田さんに全責任があるわけじゃ、もちろんない。
かといって、イマサラ某内柴くんのことをアレコレいっても始まらない。おそらく懲役を喰らう(=控訴中)だろうし。
暗~~~い気持ちになったので、自分を慰めるかのように、
柔道幻想が強かった数年前の煽り動画を繰り返し視聴するのであった。
…………………………………………
本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
前ブログのコラムを完全保存『macky’s hole』
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『シネマしりとり「薀蓄篇」(37)』