Cape Fear、in JAPAN

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成龍の10傑

2013-04-12 04:00:00 | コラム
成龍ことジャッキー・チェンが「最後のアクション大作」と明言する『ライジング・ドラゴン』(今週末全国公開)を先行で観てきた。

ドラマ部分の演出も「そこそこ」上手な成龍にしては間延びし過ぎるシークエンスがあったり、
笑いを悉く外すなど、
「あれれ、、、」な部分があるにはあるが、それらを不問にしてしまう超絶的な身体能力は健在で、結果的には満足出来る仕上がりになっている。

とりあえず、おつかれさまでしたといってあげたい。
本音をいえば、盟友ふたり「サモハン×ユン・ピョウ」くらいは登場させてほしかったけれど。


そんなわけできょうは、成龍映画の個人的10傑を選出してみよう。

成龍からチャップリン、
チャップリン「後期の社会派」からオリバー・ストーン、
オリバー・ストーンから70年代米国映画、
70年代米国映画からスコセッシ、
スコセッシから黒澤・・・という流れで映画小僧と化していった自分である、このひとへの思い入れは「ひじょーに」強いのだった。

そう、米国映画好きではあるものの、
スライことスタローンよりも、成龍に憧れたのである。


(1)『スパルタンX』(84)

男ふたり、プラスひとり(サモハン)、あーんど、美女ひとり。
スケボーにカーアクション、笑いまであって―過小評価されているが、80年代を代表する傑作だと思う。

(2)『奇蹟』(89)

アクションだけじゃない、人間を描けるんだよ―そんな気迫を感じる力作。
いま観返すと綻びも散見されるが、高校生だった自分は感動したものだった。

(日本で人気があるからと)アイドルだったグロリア・イップを起用するサービスもうれしい。

(3)『ポリス・ストーリー/香港国際警察』(85)

成龍の身体能力の高さが最も発揮された快作。

バスやデパートのポールを使ったアクションに触れて、このひとは映画制作に命を賭けているのだと戦慄した。

(4)『プロジェクトA』(83)

いきいきとしたゴールデントリオを見ているだけでワクワクしてくる。

語り草となっている時計塔からの落下よりも、個人的には自転車アクションのほうが好き。

(5)『ファースト・ミッション』(85)

サモハンが知的障害を持つ兄を好演。
成龍と喧嘩するシーンは、いま観ても泣ける。

(6)『カンニング・モンキー 天中拳』(78)

主題歌が頭から離れない。

この作品が、自分にとっての「お初」成龍だった。

(7)『プロジェクトA2』(87)

手錠を使ったアクションは、淀川先生のいうとおり、ほんとうにチャップリンみたい。

(8)『サンダーアーム/龍兄虎弟』(86)

作品内容よりも、事故ったことで記憶される「気の毒な」佳作。

ガムを連続で口に放るシーンが何度も出てきて、よく真似をしたっけ。

(9)『レッド・ブロンクス』(95)

資本はハリウッドでも、やっていることは香港時代と一緒。
すっごくうれしかった。

しかしチョウ・ユンファにしてもジェット・リーにしても、ハリウッドではいまいち当たらない。
なぜなんだろう。

(10)『少林寺木人拳』(76)

感情移入したという点では、本作の成龍がいちばんか。

笑いのない成龍も、新鮮でいいね。


※達者な日本語だし、歌も上手。しかし映画の主題とは無関係な歌ってどうよ。




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明日のコラムは・・・

『「ヘイト」からは、なんも生まれないよ気持ち悪ぃ。』

コメント (2)
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