映画にどっぷり浸かっているのも遠因になっているかもしれない、
ふだん、どんなテレビ番組を観ているのかというと、
約5割がスカパー! 経由で24時間のニュースチャンネル、
残り5割が地上波として、そのうちの半分がスポーツ中継、あとは酒を呑み煙草を吸いながら触れることの出来るバラエティ番組ばかりで、そういえばほとんどテレビドラマを観ていない。
欠かさず観ているバラエティ番組は、『ロンドンハーツ』(火曜、テレ朝)、『マツコ&有吉の怒り新党』(水曜、テレ朝)、『アメトーーク』(木曜、テレ朝)、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』(日曜、日テレ)くらいだろうか。
先週の水曜日―自宅に友人Aを招き、10時間くらい呑んで喋った。
Aも『怒り新党』が好きだというので、録画しながら番組を観る。(アシスタントの夏目三久推しとして、ほぼ毎週録画もしているのだった)
番組を観終えてAがヒトコト、
「まっき~が、いまいちばん怒っていることってなに?」
「・・・いくつかあるけど」
「いちばん、ね。いちばん怒っていること・・・というか、もし自分がこの番組に投稿するとしたら、マツコと有吉になにを論じてほしい?」
「ヘイト系かな」
「ヘイト系?」
hate―嫌悪とか憎悪とか、まぁそういう意味。
ヘイト・クライムとは人種や民族、宗教などを理由におこなわれる犯罪のこと。
すぐに想起するのは複数の警官が黒人容疑者を袋叩きにする米国の監視カメラ映像とか、ネオナチとか。
ともかく海の向こう側という印象が強く、日本人が関わることはないと思っていた。
「・・・あぁ、なんか、新大久保でおかしなデモがあったよね。プラカードに“朝鮮人を殺せ”とか書いて、行進しているっていう」
「ヘイトスピーチっていわれているよね。親が殺されたとか、そういう背景があるなら、まだ分かるけどさ」
「どんな連中なんだろうね」
「分からんけど、出発点はネットでしょ?」
「やっぱり、そうなんかな」
最近のヤフーニュースなどにおけるコメント欄が異常なことになっている。
少しでも韓国(や中国)が関わっていれば、とりあえず悪口書いておこうという連中が多過ぎる。
呆れたのが、関根麻里の彼氏が韓国人タレントだと報じられた際のコメント。
「韓国人は、やめておけ」なんて書かれている。
放っておけって。
ひとの彼氏にアレコレいっている暇あったら、自慰して気持ちよくなっていたほうが自分のためだし世界のためにもなる。
尖閣や竹島が導火線になっちゃっているところはあるのだろう、
けれども、たとえば、きゃりーぱみゅぱみゅの韓国公演が中止になったという記事に「それが正解」「行かなくて、よかった。嫌いになるところだった」と書いたり、フジテレビの不調を「韓国ゴリ押しだからね」と書いたり、毎日毎日、生産性ゼロのコメント発信して、日本人ってこういう精神性の持ち主なのかなと暗澹とした気持ちになる。
じゃあ読むなってことなんだろうが、読むよこっちは。光るコメントがあるかもしれないからと少ない可能性に賭けているのだが、まーず、ろくなことが書かれていない。
で、自分みたいな人間がいう批判として「ネット上じゃなきゃ、そういう攻撃的な態度を取れないクセして」というのがあったわけで、
極端な話をすれば、「じゃあ、やってやる」と動き出したのが、新大久保のヘイトスピーチだったりするのかもな、、、と考えたりする。
その先になにがあるのか、なにが起こるのかは想像に難くない。
自分だってヒトサマに説教出来る人生を送ってきたわけではないし、叩けば叩くほど埃は出てくるし、能力における差別はあっていいと考えるものだけれど、
出自とか性別とか人種とか民族とか性的嗜好でアレコレいえるヤツって気持ち悪いし、真性のキチガイだと思う。
とりあえずそんな連中には、映画『アメリカンヒストリーX』(98…トップ画像、文末予告編参照)で「その世界」を少しでも覗いてみろっていいたい。
その覚悟? がある、自分の発言に責任が取れるっていうのなら、勝手に続ければいい。
でもそんなヤツ、ほとんど居ないんじゃないかな。
コメント欄を美辞麗句で埋め尽くせっていっているわけじゃない。
それはそれで気持ち悪いし、しかしだね、批評精神っていうのは柱に愛があるんだよ、どこから生まれたのか分からない憎悪じゃなくてね。
からっぽなのか、愛のある批評精神なのかは、一目で分かるもんだ。
だから、こんなろくでなしでも思うわけですよ、
愛なき時代に生まれたわけじゃない、、、ってね。
…………………………………………
本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
前ブログのコラムを完全保存『macky’s hole』
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明日のコラムは・・・
『初体験 リッジモント・ハイ(39)』
ふだん、どんなテレビ番組を観ているのかというと、
約5割がスカパー! 経由で24時間のニュースチャンネル、
残り5割が地上波として、そのうちの半分がスポーツ中継、あとは酒を呑み煙草を吸いながら触れることの出来るバラエティ番組ばかりで、そういえばほとんどテレビドラマを観ていない。
欠かさず観ているバラエティ番組は、『ロンドンハーツ』(火曜、テレ朝)、『マツコ&有吉の怒り新党』(水曜、テレ朝)、『アメトーーク』(木曜、テレ朝)、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』(日曜、日テレ)くらいだろうか。
先週の水曜日―自宅に友人Aを招き、10時間くらい呑んで喋った。
Aも『怒り新党』が好きだというので、録画しながら番組を観る。(アシスタントの夏目三久推しとして、ほぼ毎週録画もしているのだった)
番組を観終えてAがヒトコト、
「まっき~が、いまいちばん怒っていることってなに?」
「・・・いくつかあるけど」
「いちばん、ね。いちばん怒っていること・・・というか、もし自分がこの番組に投稿するとしたら、マツコと有吉になにを論じてほしい?」
「ヘイト系かな」
「ヘイト系?」
hate―嫌悪とか憎悪とか、まぁそういう意味。
ヘイト・クライムとは人種や民族、宗教などを理由におこなわれる犯罪のこと。
すぐに想起するのは複数の警官が黒人容疑者を袋叩きにする米国の監視カメラ映像とか、ネオナチとか。
ともかく海の向こう側という印象が強く、日本人が関わることはないと思っていた。
「・・・あぁ、なんか、新大久保でおかしなデモがあったよね。プラカードに“朝鮮人を殺せ”とか書いて、行進しているっていう」
「ヘイトスピーチっていわれているよね。親が殺されたとか、そういう背景があるなら、まだ分かるけどさ」
「どんな連中なんだろうね」
「分からんけど、出発点はネットでしょ?」
「やっぱり、そうなんかな」
最近のヤフーニュースなどにおけるコメント欄が異常なことになっている。
少しでも韓国(や中国)が関わっていれば、とりあえず悪口書いておこうという連中が多過ぎる。
呆れたのが、関根麻里の彼氏が韓国人タレントだと報じられた際のコメント。
「韓国人は、やめておけ」なんて書かれている。
放っておけって。
ひとの彼氏にアレコレいっている暇あったら、自慰して気持ちよくなっていたほうが自分のためだし世界のためにもなる。
尖閣や竹島が導火線になっちゃっているところはあるのだろう、
けれども、たとえば、きゃりーぱみゅぱみゅの韓国公演が中止になったという記事に「それが正解」「行かなくて、よかった。嫌いになるところだった」と書いたり、フジテレビの不調を「韓国ゴリ押しだからね」と書いたり、毎日毎日、生産性ゼロのコメント発信して、日本人ってこういう精神性の持ち主なのかなと暗澹とした気持ちになる。
じゃあ読むなってことなんだろうが、読むよこっちは。光るコメントがあるかもしれないからと少ない可能性に賭けているのだが、まーず、ろくなことが書かれていない。
で、自分みたいな人間がいう批判として「ネット上じゃなきゃ、そういう攻撃的な態度を取れないクセして」というのがあったわけで、
極端な話をすれば、「じゃあ、やってやる」と動き出したのが、新大久保のヘイトスピーチだったりするのかもな、、、と考えたりする。
その先になにがあるのか、なにが起こるのかは想像に難くない。
自分だってヒトサマに説教出来る人生を送ってきたわけではないし、叩けば叩くほど埃は出てくるし、能力における差別はあっていいと考えるものだけれど、
出自とか性別とか人種とか民族とか性的嗜好でアレコレいえるヤツって気持ち悪いし、真性のキチガイだと思う。
とりあえずそんな連中には、映画『アメリカンヒストリーX』(98…トップ画像、文末予告編参照)で「その世界」を少しでも覗いてみろっていいたい。
その覚悟? がある、自分の発言に責任が取れるっていうのなら、勝手に続ければいい。
でもそんなヤツ、ほとんど居ないんじゃないかな。
コメント欄を美辞麗句で埋め尽くせっていっているわけじゃない。
それはそれで気持ち悪いし、しかしだね、批評精神っていうのは柱に愛があるんだよ、どこから生まれたのか分からない憎悪じゃなくてね。
からっぽなのか、愛のある批評精神なのかは、一目で分かるもんだ。
だから、こんなろくでなしでも思うわけですよ、
愛なき時代に生まれたわけじゃない、、、ってね。
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