一時期の松本人志は、テレビでしょっちゅう「加齢臭が」「加齢臭が」といっていて、どんなニオイが加齢臭なのか理解出来なかった自分はイマイチ笑えなかったのだが、
先日、
これか! これが加齢臭なんだな!!
という瞬間に出くわした。
自分の体臭というものは自分で気づきにくいとされている。
が、一瞬、ほんの一瞬だけ、自分がもっと若いころに「このオヤジ臭いニオイ、イヤだな」と感じていたニオイが、自分の身体から臭ってきたのである。
あ! これだ!!
と当時に、
マジか? マジなのか!? と。
ショックだった。
ヤリ過ぎて射精が気持ちよくなかった晩よりも、落ち込んでしまった。
この独特なニオイは、大量に増加する「ペラルゴン酸」が原因のひとつとされている―なんて書かれているウィキペディアを参照にしてしまうほど、動揺した。
ふだんから、キッタネー男子を自称しているクセして?
ザーメン小僧なんていっているんだから、いいニオイなんかしないに決まっているじゃないか?
そうなんだが、ネタとしていっているのと、実際に悪臭漂わせているのとはちがうわけで。
その日以来、会うひと会うひとに「自分、どう?」と聞くようになった。
まぁ日本人だから「べつに臭わないよ」と返すひとのほうが多いわけだが、
こういうときこそコネクションを最大限に活かすべきで、思ったことをはっきりという子が多い企画AV女優たちにメールを送り、呑む約束を取りつける。
「自分、どう?」
「えっ、男としてってこと?」
「あぁ、ごめんごめん。質問を略し過ぎた。男としてっていう質問も気になるけれど、とりあえずきょうは、ニオイについて」
「ときどき、煙草のニオイはするけど」
「それはどう?」
「あたしも吸うから、べつに気にならないかな」
「ほかには?」
「口臭ってこと?」
「臭う?」
「うーん、べつに」
「ほかには?」
「(笑う)なに? なにかあったの?」
「いやね、加齢臭が気になって」
「あぁ、、、まっき~から臭ってきたことはないよ」
「マジ?」
「うん」
「いまさ、俺のまわりを一周してくれない?」
「それで臭うかって?」
「うん」
「(一周する)」
「どう?」
「・・・もちろん、いいニオイはしないよ」
「そりゃそうだ。つまりperfumeじゃないことは分かっているけれども、それがsmellかどうかってことで」
「(笑う)うん、はっきりいえるのは、オエッ! という感じではないよ」
「ほんとう?」
「うん、大丈夫。なんか、まっき~らしくないっていうか、ちょっとかわいい」
なんだよコノヤロー、ちょっと照れるじゃないかって。
とりあえずその帰りに、香水では大袈裟だと思い、マツモトキヨシでデオドラントスプレーを購入する。
・・・って、せっかく呼んでおいて、彼女らを信用しないってどうよ?
気になりだしたら、なにか対策したくなるっていうのが人間なんだろう・・・と、自分に都合よく解釈する。
ともかく。
気をつけたいのは、「スプレーしてる感」をあまり出さないことだ。
歯磨き粉でもシャンプーでもそうなんだが、1回の使用量が異常だからね。
坊主のクセしてさ、手の平に2回3回と出すわけよ。
洗い流す歯磨き粉やシャンプーならまだいいが、そのまま残るスプレーの場合は、つけ過ぎだと逆に臭くなるだろうし、
なんかキャラとして、「いいニオイがする」っていうのもちがうと思うんだ。
あくまでも目標は「加齢臭がしない男子」であって、「perfumeな感じの男子」ではないからね。
・・・って、誰も興味ねーよ、オメーのニオイなんてね! という話である。
※では、このsmellな名曲を、話題のこのひとたちのバージョンで。
かっこういいね。
…………………………………………
本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
前ブログのコラムを完全保存『macky’s hole』
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『怒れる牡牛の物語』
先日、
これか! これが加齢臭なんだな!!
という瞬間に出くわした。
自分の体臭というものは自分で気づきにくいとされている。
が、一瞬、ほんの一瞬だけ、自分がもっと若いころに「このオヤジ臭いニオイ、イヤだな」と感じていたニオイが、自分の身体から臭ってきたのである。
あ! これだ!!
と当時に、
マジか? マジなのか!? と。
ショックだった。
ヤリ過ぎて射精が気持ちよくなかった晩よりも、落ち込んでしまった。
この独特なニオイは、大量に増加する「ペラルゴン酸」が原因のひとつとされている―なんて書かれているウィキペディアを参照にしてしまうほど、動揺した。
ふだんから、キッタネー男子を自称しているクセして?
ザーメン小僧なんていっているんだから、いいニオイなんかしないに決まっているじゃないか?
そうなんだが、ネタとしていっているのと、実際に悪臭漂わせているのとはちがうわけで。
その日以来、会うひと会うひとに「自分、どう?」と聞くようになった。
まぁ日本人だから「べつに臭わないよ」と返すひとのほうが多いわけだが、
こういうときこそコネクションを最大限に活かすべきで、思ったことをはっきりという子が多い企画AV女優たちにメールを送り、呑む約束を取りつける。
「自分、どう?」
「えっ、男としてってこと?」
「あぁ、ごめんごめん。質問を略し過ぎた。男としてっていう質問も気になるけれど、とりあえずきょうは、ニオイについて」
「ときどき、煙草のニオイはするけど」
「それはどう?」
「あたしも吸うから、べつに気にならないかな」
「ほかには?」
「口臭ってこと?」
「臭う?」
「うーん、べつに」
「ほかには?」
「(笑う)なに? なにかあったの?」
「いやね、加齢臭が気になって」
「あぁ、、、まっき~から臭ってきたことはないよ」
「マジ?」
「うん」
「いまさ、俺のまわりを一周してくれない?」
「それで臭うかって?」
「うん」
「(一周する)」
「どう?」
「・・・もちろん、いいニオイはしないよ」
「そりゃそうだ。つまりperfumeじゃないことは分かっているけれども、それがsmellかどうかってことで」
「(笑う)うん、はっきりいえるのは、オエッ! という感じではないよ」
「ほんとう?」
「うん、大丈夫。なんか、まっき~らしくないっていうか、ちょっとかわいい」
なんだよコノヤロー、ちょっと照れるじゃないかって。
とりあえずその帰りに、香水では大袈裟だと思い、マツモトキヨシでデオドラントスプレーを購入する。
・・・って、せっかく呼んでおいて、彼女らを信用しないってどうよ?
気になりだしたら、なにか対策したくなるっていうのが人間なんだろう・・・と、自分に都合よく解釈する。
ともかく。
気をつけたいのは、「スプレーしてる感」をあまり出さないことだ。
歯磨き粉でもシャンプーでもそうなんだが、1回の使用量が異常だからね。
坊主のクセしてさ、手の平に2回3回と出すわけよ。
洗い流す歯磨き粉やシャンプーならまだいいが、そのまま残るスプレーの場合は、つけ過ぎだと逆に臭くなるだろうし、
なんかキャラとして、「いいニオイがする」っていうのもちがうと思うんだ。
あくまでも目標は「加齢臭がしない男子」であって、「perfumeな感じの男子」ではないからね。
・・・って、誰も興味ねーよ、オメーのニオイなんてね! という話である。
※では、このsmellな名曲を、話題のこのひとたちのバージョンで。
かっこういいね。
…………………………………………
本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
前ブログのコラムを完全保存『macky’s hole』
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『怒れる牡牛の物語』