じい「さん」→「さん」きゅー
あいさつと、感謝のことばが自然に出てこないヤツは、ひととしてどうかと思う。
・・・と、敢えて書かねばならぬほど、あいさつも感謝も出来ないひとって「けっこう」居るんだなと。
「アイツ、ありがとうもいわないんだよ」と誰かから聞くと、きまって「お里が知れるよね」と答えてしまう自分。
でも実際、そうだと思うんだ。
そのとき、機嫌が悪かったのかもしれない。
「大きなお世話」だと感じていたのかもしれない。
だけどさ、人間関係をギスギスさせないためにも、ヒトコトって大事だよ。
ほんとうは、キチガイを自称している自分が、こんな「当たり前のこと」を記したくないのだけれどもね!!
さて、映画のなかで最も多用されている台詞とはなにか。
あいさつとか、「Thank you」「OK」かと思ったら、そうじゃないんだよね。
「ここを出よう」
「ここを出ない?」
なのだった。
90年調べなので、30年くらいが経過している、、、ものの、変化はないと思う。
なぜなら「場面転換を促す」台詞として最適だから。
たしかに、次のシーンに行き易くなるものなぁ。
ところで「Thank you」や「OK」は、ほぼ日本語といっていいほど、わが国に浸透している。
「ありがとう」と「Thank you」は同じくらい、そして「OK」にいたっては、その「堅苦しくなさ」により「了解」よりも使用されていると思う。
ここまで多用されていると、むしろ「くずし」のほうに興味が沸いてくる。
「Thank you」と「Fuck you」は、とてもよく似ている? ので、
「Thank you very much」ではなく、「Fuck you very much」と「くずして」使用した映画が、いくつかあるのだ。
『ブラック・レイン』(89…トップ画像)
偽札を暴くために紙幣を「ちょうだい」したのに、それを盗んだと勘違いされた刑事マイケル・ダグラスが、高倉健に向かって放つヒトコト。
※このシーンじゃないけど
『フォーリング・ダウン』(93)
マイケル・ダグラスつながりで、もうひとつ。
こちらでは、刑事ロバート・デュバルが発している。

どちらもクール。
日本人には無理だろうけれど、いちど使ってみたいものです。(どこで?)
日本を代表して、ひとつだけ。
これはもう、『東京物語』(53)の東山千栄子できまり。

「ありがと」のアクセントが独特で、とってもかわいいのだった。
結論。
「ありがとう」といわれて不快になるひとなど居ないと思うので、みんな、感謝のことばは忘れずに!!
あすのしりとりは・・・
さん「きゅー」→「きゅー」と。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『シネマしりとり「薀蓄篇」(222)』
あいさつと、感謝のことばが自然に出てこないヤツは、ひととしてどうかと思う。
・・・と、敢えて書かねばならぬほど、あいさつも感謝も出来ないひとって「けっこう」居るんだなと。
「アイツ、ありがとうもいわないんだよ」と誰かから聞くと、きまって「お里が知れるよね」と答えてしまう自分。
でも実際、そうだと思うんだ。
そのとき、機嫌が悪かったのかもしれない。
「大きなお世話」だと感じていたのかもしれない。
だけどさ、人間関係をギスギスさせないためにも、ヒトコトって大事だよ。
ほんとうは、キチガイを自称している自分が、こんな「当たり前のこと」を記したくないのだけれどもね!!
さて、映画のなかで最も多用されている台詞とはなにか。
あいさつとか、「Thank you」「OK」かと思ったら、そうじゃないんだよね。
「ここを出よう」
「ここを出ない?」
なのだった。
90年調べなので、30年くらいが経過している、、、ものの、変化はないと思う。
なぜなら「場面転換を促す」台詞として最適だから。
たしかに、次のシーンに行き易くなるものなぁ。
ところで「Thank you」や「OK」は、ほぼ日本語といっていいほど、わが国に浸透している。
「ありがとう」と「Thank you」は同じくらい、そして「OK」にいたっては、その「堅苦しくなさ」により「了解」よりも使用されていると思う。
ここまで多用されていると、むしろ「くずし」のほうに興味が沸いてくる。
「Thank you」と「Fuck you」は、とてもよく似ている? ので、
「Thank you very much」ではなく、「Fuck you very much」と「くずして」使用した映画が、いくつかあるのだ。
『ブラック・レイン』(89…トップ画像)
偽札を暴くために紙幣を「ちょうだい」したのに、それを盗んだと勘違いされた刑事マイケル・ダグラスが、高倉健に向かって放つヒトコト。
※このシーンじゃないけど
『フォーリング・ダウン』(93)
マイケル・ダグラスつながりで、もうひとつ。
こちらでは、刑事ロバート・デュバルが発している。

どちらもクール。
日本人には無理だろうけれど、いちど使ってみたいものです。(どこで?)
日本を代表して、ひとつだけ。
これはもう、『東京物語』(53)の東山千栄子できまり。

「ありがと」のアクセントが独特で、とってもかわいいのだった。
結論。
「ありがとう」といわれて不快になるひとなど居ないと思うので、みんな、感謝のことばは忘れずに!!
あすのしりとりは・・・
さん「きゅー」→「きゅー」と。
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明日のコラムは・・・
『シネマしりとり「薀蓄篇」(222)』