宮崎爺(の、繰り返されるアレ)は、ほとんど恒例行事と化しており、笑って受け止められるので問題なし。
リュック・ベッソンがかつて発言した、「10本撮ったら映画監督を辞める」は信用出来ない。
(べつにベッソンが嫌いといっているわけじゃない)
ただQTタランティーノの「10本撮ったら辞める」は、なぜかは分からないが本当のような気がする。
misonoや泰葉の場合、受け手が苦笑してしまうのは、いってしまえば、こっちが小物と解釈しているところがあるのに、本人は大物と思っているところから生じる「ずれ」のため、、、なのではないか。
でも苦笑とはいえ笑ってしまえるのだから、それも「あり。」といえば「あり。」か。
「さよなら」を口癖のようにいっていた淀川センセーは、生涯現役だった。
現役をつづけても「職種的に」問題なかったといえるが、映画のために結婚を「捨てた」ひとであるからして、覚悟がちがうぜモノがちがうぜってところだろうか。
少し脱線するが・・・
本コラムにおいて、淀川センセーの登場率はなかなかに高い。
もちろん尊敬しているから、だが、批評家として特別優れているひと、、、とは個人的には思わなかった。
自分が信奉する批評家は、田山力哉、今野雄二、ピーター・トラバースといった面々。
淀川センセーが優れていたのは、その「語り口」と、驚異的な「記憶力」であり、自分もその点で尊敬していた。
どっちにしろ、すげーひとですよ。
話を戻して。
切なくなるのは、やっぱりアスリートの引退でしょう。
10年以上前は「負け知らず」だった格闘家・五味隆典が5連敗、先日の試合の直後、ファンの前で涙し「ここに上がるレベルではないのかもしれない」と語った。
事実上の、引退発言かなぁ。
強い印象のまま表舞台から去ったのは魔裟斗くらいで、大抵のファイターは連勝記録が止まった/王座から陥落した、という衝撃の展開のあとにグローブを置く。
選手生命が短い世界なので、余計に切ない。
もちろん、カムバックするケースもある。
「レスラーとミュージシャンの引退ほどあてにならないものはない」といったひとが居るが、たしかにそうで。
それで再び輝けるひとも居れば、そうでないひとも居る。
「十中八九」失敗するのは、AVの世界だろう。
2年前に大人気だったAV嬢でも、カムバック後に輝けたひとは「ほぼゼロ」。
ちょっと前まで「過激」とされていたプレイが、現在では「あたりまえ、のこと」とされている、その時代の変化についていけないのだった。
そして、安室ちゃんである。
好きでも嫌いでもないが、格好いいとは思うし、好んで聴いていたわけではないのに、代表曲のいくつかはソラで歌える。
年齢もちかいしね、たいしたスーパーママですよ。
各所で「いつか、また」「いやいや、復帰なんかないだろう」といった議論? が展開されているけれど、個人的には、たぶん後者で、百恵・原節子タイプなんだと思っている。
いま熱中している『ツイン・ピークス2017』の放送が終わったとしても、流れに乗って『ツイン・ピークス「ロス」』とは口が裂けてもいいたくない自分ではあるけれど、ファンが寂しい思いをするっていうのは分かりますよ、みんな、なにかに寄りかかって生きていくものだからね・・・。
表現は適切ではないかもしれないが・・・
それが、「代わりがきかない」ひと・ものであれば、なおさらだと思う。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『「THE」をつけるか否か』
リュック・ベッソンがかつて発言した、「10本撮ったら映画監督を辞める」は信用出来ない。
(べつにベッソンが嫌いといっているわけじゃない)
ただQTタランティーノの「10本撮ったら辞める」は、なぜかは分からないが本当のような気がする。
misonoや泰葉の場合、受け手が苦笑してしまうのは、いってしまえば、こっちが小物と解釈しているところがあるのに、本人は大物と思っているところから生じる「ずれ」のため、、、なのではないか。
でも苦笑とはいえ笑ってしまえるのだから、それも「あり。」といえば「あり。」か。
「さよなら」を口癖のようにいっていた淀川センセーは、生涯現役だった。
現役をつづけても「職種的に」問題なかったといえるが、映画のために結婚を「捨てた」ひとであるからして、覚悟がちがうぜモノがちがうぜってところだろうか。
少し脱線するが・・・
本コラムにおいて、淀川センセーの登場率はなかなかに高い。
もちろん尊敬しているから、だが、批評家として特別優れているひと、、、とは個人的には思わなかった。
自分が信奉する批評家は、田山力哉、今野雄二、ピーター・トラバースといった面々。
淀川センセーが優れていたのは、その「語り口」と、驚異的な「記憶力」であり、自分もその点で尊敬していた。
どっちにしろ、すげーひとですよ。
話を戻して。
切なくなるのは、やっぱりアスリートの引退でしょう。
10年以上前は「負け知らず」だった格闘家・五味隆典が5連敗、先日の試合の直後、ファンの前で涙し「ここに上がるレベルではないのかもしれない」と語った。
事実上の、引退発言かなぁ。
強い印象のまま表舞台から去ったのは魔裟斗くらいで、大抵のファイターは連勝記録が止まった/王座から陥落した、という衝撃の展開のあとにグローブを置く。
選手生命が短い世界なので、余計に切ない。
もちろん、カムバックするケースもある。
「レスラーとミュージシャンの引退ほどあてにならないものはない」といったひとが居るが、たしかにそうで。
それで再び輝けるひとも居れば、そうでないひとも居る。
「十中八九」失敗するのは、AVの世界だろう。
2年前に大人気だったAV嬢でも、カムバック後に輝けたひとは「ほぼゼロ」。
ちょっと前まで「過激」とされていたプレイが、現在では「あたりまえ、のこと」とされている、その時代の変化についていけないのだった。
そして、安室ちゃんである。
好きでも嫌いでもないが、格好いいとは思うし、好んで聴いていたわけではないのに、代表曲のいくつかはソラで歌える。
年齢もちかいしね、たいしたスーパーママですよ。
各所で「いつか、また」「いやいや、復帰なんかないだろう」といった議論? が展開されているけれど、個人的には、たぶん後者で、百恵・原節子タイプなんだと思っている。
いま熱中している『ツイン・ピークス2017』の放送が終わったとしても、流れに乗って『ツイン・ピークス「ロス」』とは口が裂けてもいいたくない自分ではあるけれど、ファンが寂しい思いをするっていうのは分かりますよ、みんな、なにかに寄りかかって生きていくものだからね・・・。
表現は適切ではないかもしれないが・・・
それが、「代わりがきかない」ひと・ものであれば、なおさらだと思う。
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明日のコラムは・・・
『「THE」をつけるか否か』