41年1月3日生まれ・77歳。
東京出身。
公式プロフィール
「松竹は女優王国で、男優さんより女優さんという感じで居心地は最高でした」
こういう話を「いま」聞くと、すごくホッとします。
ハリウッドの「Me too(私も)」問題は現在進行形ですからね、日本も・・・と想像してしまいますもの。
(ぜんぜんなかった、、、とは思いませんが)
上の発言をした、岩下志麻(いわした・しま)さんは・・・
一般的には『極妻』のひと、なのかもしれませんが、
自分にとっては、
小津の遺作でヒロインを務めたひとであり、映画監督・篠田正浩の妻、、、の印象のほうが強いですね。

それにしても。
『極道の妻たち』シリーズ(86~)は、厄介なタイトルの映画です。
「ごくどうのおんなたち」と読ませるのに、略す際は「ごくつま」と読むのですから!
<経歴>
父親は俳優の野々村潔、母親は新劇女優だった山岸美代子。
あらためて岩下志麻って、よい芸名だと思います。
NHKドラマの端役としてデビューし、60年の篠田正浩監督作『乾いた湖』で映画界へ。
以降、松竹の看板女優のひとりとして活躍する。
60年
『秋日和』『真昼の罠』
61年
『渦』
『あの波の果てまで・前編 後編 完結編』
『わが恋の旅路』『夕陽に赤い俺の顔』
62年…新進女優として、フレッシュな魅力を放ち始める
半四郎(仲代達矢)の娘を熱演した『切腹』

『山の讃歌 燃ゆる若者たち』
小津の遺作でヒロインを好演した『秋刀魚の味』
『千客万来』『八十八夜の月 京子の初恋』『学生芸者 恋と喧嘩』
63年
『古都』『風の視線』『花の咲く家』『島育ち』『死闘の伝説』『100万人の娘たち』『結婚の設計』
64年
『暗殺』『道場破り』『馬鹿が戦車でやって来る』『寝言泥棒』
65年
『獣の剣』『大根と人参』『あねといもうと』『雪国』
66年
『処刑の島』『暖春』『紀ノ川 花の巻 / 文緒の巻』『春一番』『暖流』『命果てる日まで』
『おはなはん・第1部 第2部』
67年
『あかね雲』『智恵子抄』『激流』『女の一生』『春日和』
68年
『祇園祭』
69年
女優としても、旦那のキャリアとしても頂点であろう『心中天網島』
『七つの顔の女』『わが恋わが歌』『赤毛』
うーむ。
60年代の活躍、素晴らしいですね。
このひとがすごいのは、80年代に第二次と呼べる絶頂期を迎えることです。
『無頼漢』(70)、『影の車』(70)、『婉という女』(71)、『黒の斜面』(71)、『嫉妬』(71)
菊/モニカを演じる『沈黙 SILENCE』(71)、

『その人は炎のように』(72)、『桜の森の満開の下』(75)、『はなれ瞽女おりん』(77)、『鬼畜』(78)、『雲霧仁左衛門』(78)。
『悪霊島』(81)や『この子の七つのお祝いに』(82)、『疑惑』(82)、『鬼龍院花子の生涯』(82)、『迷走地図』(83)などの大作で貫禄の演技を披露した80年代前半と・・・
『極道の妻たち』でヒットを飛ばした80年代後半。(計8シリーズに主演)
『近松門左衛門 鑓の権三』(86)、『桜の樹の下で』(89)。
90年代以降はペースを落とし、旦那の監督作を中心に出演。
『少年時代』(90)、『写楽』(95)、『鬼平犯科帳』(95)、『霧の子午線』(96)、『瀬戸内ムーンライト・セレナーデ』(97)、『お墓がない!』(98)、『梟の城』(99)。
『スパイ・ゾルゲ』(2003)、『あかね空』(2007)。
篠田正浩の演出のキレがダメだったときでも、岩下さんの演技だけは見応えがある、、、っていうのが、なんというか、さすが! ですよね。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『にっぽん女優列伝(45)上戸彩』
東京出身。
公式プロフィール
「松竹は女優王国で、男優さんより女優さんという感じで居心地は最高でした」
こういう話を「いま」聞くと、すごくホッとします。
ハリウッドの「Me too(私も)」問題は現在進行形ですからね、日本も・・・と想像してしまいますもの。
(ぜんぜんなかった、、、とは思いませんが)
上の発言をした、岩下志麻(いわした・しま)さんは・・・
一般的には『極妻』のひと、なのかもしれませんが、
自分にとっては、
小津の遺作でヒロインを務めたひとであり、映画監督・篠田正浩の妻、、、の印象のほうが強いですね。

それにしても。
『極道の妻たち』シリーズ(86~)は、厄介なタイトルの映画です。
「ごくどうのおんなたち」と読ませるのに、略す際は「ごくつま」と読むのですから!
<経歴>
父親は俳優の野々村潔、母親は新劇女優だった山岸美代子。
あらためて岩下志麻って、よい芸名だと思います。
NHKドラマの端役としてデビューし、60年の篠田正浩監督作『乾いた湖』で映画界へ。
以降、松竹の看板女優のひとりとして活躍する。
60年
『秋日和』『真昼の罠』
61年
『渦』
『あの波の果てまで・前編 後編 完結編』
『わが恋の旅路』『夕陽に赤い俺の顔』
62年…新進女優として、フレッシュな魅力を放ち始める
半四郎(仲代達矢)の娘を熱演した『切腹』

『山の讃歌 燃ゆる若者たち』
小津の遺作でヒロインを好演した『秋刀魚の味』
『千客万来』『八十八夜の月 京子の初恋』『学生芸者 恋と喧嘩』
63年
『古都』『風の視線』『花の咲く家』『島育ち』『死闘の伝説』『100万人の娘たち』『結婚の設計』
64年
『暗殺』『道場破り』『馬鹿が戦車でやって来る』『寝言泥棒』
65年
『獣の剣』『大根と人参』『あねといもうと』『雪国』
66年
『処刑の島』『暖春』『紀ノ川 花の巻 / 文緒の巻』『春一番』『暖流』『命果てる日まで』
『おはなはん・第1部 第2部』
67年
『あかね雲』『智恵子抄』『激流』『女の一生』『春日和』
68年
『祇園祭』
69年
女優としても、旦那のキャリアとしても頂点であろう『心中天網島』
『七つの顔の女』『わが恋わが歌』『赤毛』
うーむ。
60年代の活躍、素晴らしいですね。
このひとがすごいのは、80年代に第二次と呼べる絶頂期を迎えることです。
『無頼漢』(70)、『影の車』(70)、『婉という女』(71)、『黒の斜面』(71)、『嫉妬』(71)
菊/モニカを演じる『沈黙 SILENCE』(71)、

『その人は炎のように』(72)、『桜の森の満開の下』(75)、『はなれ瞽女おりん』(77)、『鬼畜』(78)、『雲霧仁左衛門』(78)。
『悪霊島』(81)や『この子の七つのお祝いに』(82)、『疑惑』(82)、『鬼龍院花子の生涯』(82)、『迷走地図』(83)などの大作で貫禄の演技を披露した80年代前半と・・・
『極道の妻たち』でヒットを飛ばした80年代後半。(計8シリーズに主演)
『近松門左衛門 鑓の権三』(86)、『桜の樹の下で』(89)。
90年代以降はペースを落とし、旦那の監督作を中心に出演。
『少年時代』(90)、『写楽』(95)、『鬼平犯科帳』(95)、『霧の子午線』(96)、『瀬戸内ムーンライト・セレナーデ』(97)、『お墓がない!』(98)、『梟の城』(99)。
『スパイ・ゾルゲ』(2003)、『あかね空』(2007)。
篠田正浩の演出のキレがダメだったときでも、岩下さんの演技だけは見応えがある、、、っていうのが、なんというか、さすが! ですよね。
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明日のコラムは・・・
『にっぽん女優列伝(45)上戸彩』