75年11月16日生まれ・42歳。
東京出身。
公式プロフィール
映画館でアルバイトしていた20歳のころ、内田有紀(うちだ・ゆき)さんの大ファンだという先輩が居ました。
曰く「世界一の美女」。
「そうすか?」
「そうだよ」
「分かんないなぁ」
「お前は中嶋朋子とかがいいんだろ? あんなん歯茎どーん! 女じゃん」
「それ含めて、好きなんすよ!」
まぁトシゴロ? の男たちの会話なんてこんなものです。
どうやら自分、ショートカットというものに魅かれないようでして。。。
整っているとは思いますが、魅力的とは思えない。
けれども現在の内田さんは、なんというか「いい感じ」に歳を取り、割と好きになりました。
映画キャリアはそれほど多くありませんが、松尾スズキと組んだり、『ばかもの』(2010)のような難役にも挑んでいますしね。
※そうだった、主役は成宮くんだった・・・
<経歴>
前夫は、俳優の吉岡秀隆。
『北の国から』(フジテレビ)つながり、ですかね。
賞味期限切れの弁当を純にあげる、気のいいコンビニ店員役でした。
広尾生まれのお嬢様。
運動神経抜群なのは有名な話ですが、それが映画で活かされていないのがもったいないです。
中学時代にモデルとして芸能界入り。
93年―ユニチカの水着キャンペーンモデルに選出され、このころに高校を中退する。
テレビドラマで演技に挑戦したり、CDデビューを果たしたりと、一時期の宮沢りえのような人気を博していく―ちょうどこのころを指しているわけです、冒頭の、自分と先輩の会話は。
映画俳優デビュー作は、95年の『花より男子』。
人気漫画の映画化、ヒロインの苗字は「牧野」ということで、それなりに期待して観たはずですが、内容はぜんぜん覚えていません汗
つづく『CAT’S EYE』(97)もキャストは豪華です―藤原紀香、稲森いずみと共演―が、真面目に観れなかったという記憶だけは残っています笑
舞台演出家として名高い宮本亜門が初監督に挑んだ『BEAT』(98)も不発、本人の人気とは反比例し、作品にはなかなか恵まれませんでした。
2002年―。
吉岡秀隆と結婚、と同時に芸能界の引退を発表しました。
離婚後、芸能界に復帰。
北野武の、はっきりいえば失敗作『監督・ばんざい!』(2007)、
そして『クワイエットルームにようこそ』(2007)で、やっと、初めて映画で結果を残します。
蜷川・三谷・宮本亜門などなど、舞台畑のひとたちが悉く失敗した映画監督の仕事を、松尾スズキはきちんとやり遂げました。
これはもうちょっと、評価されていいことだと思うのですけれどね!
もちろん、内田さんもよかった。
『禅 ZEN』(2009)、
作品そのものは唾棄したくなるほど嫌い、でも内田さんのキャラは悪くなかった『踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!』(2010)と『THE FINAL 新たなる希望』(2012)、
前述した『ばかもの』でヒロインを熱演、
『俺俺』(2013)、そして最新作は『斉木楠雄のΨ難』(2017)。
次回作が、すごく期待出来るようなキャリアの築きかたです。
ひょっとすると。
アイドル的な存在だったころに、代表作に出会えなかったことが吉と出ている、、、のかもしれません。
次回のにっぽん女優列伝は、内山理名さんから。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『FIRE WALK WITH ME』
東京出身。
公式プロフィール
映画館でアルバイトしていた20歳のころ、内田有紀(うちだ・ゆき)さんの大ファンだという先輩が居ました。
曰く「世界一の美女」。
「そうすか?」
「そうだよ」
「分かんないなぁ」
「お前は中嶋朋子とかがいいんだろ? あんなん歯茎どーん! 女じゃん」
「それ含めて、好きなんすよ!」
まぁトシゴロ? の男たちの会話なんてこんなものです。
どうやら自分、ショートカットというものに魅かれないようでして。。。
整っているとは思いますが、魅力的とは思えない。
けれども現在の内田さんは、なんというか「いい感じ」に歳を取り、割と好きになりました。
映画キャリアはそれほど多くありませんが、松尾スズキと組んだり、『ばかもの』(2010)のような難役にも挑んでいますしね。
※そうだった、主役は成宮くんだった・・・
<経歴>
前夫は、俳優の吉岡秀隆。
『北の国から』(フジテレビ)つながり、ですかね。
賞味期限切れの弁当を純にあげる、気のいいコンビニ店員役でした。
広尾生まれのお嬢様。
運動神経抜群なのは有名な話ですが、それが映画で活かされていないのがもったいないです。
中学時代にモデルとして芸能界入り。
93年―ユニチカの水着キャンペーンモデルに選出され、このころに高校を中退する。
テレビドラマで演技に挑戦したり、CDデビューを果たしたりと、一時期の宮沢りえのような人気を博していく―ちょうどこのころを指しているわけです、冒頭の、自分と先輩の会話は。
映画俳優デビュー作は、95年の『花より男子』。
人気漫画の映画化、ヒロインの苗字は「牧野」ということで、それなりに期待して観たはずですが、内容はぜんぜん覚えていません汗
つづく『CAT’S EYE』(97)もキャストは豪華です―藤原紀香、稲森いずみと共演―が、真面目に観れなかったという記憶だけは残っています笑
舞台演出家として名高い宮本亜門が初監督に挑んだ『BEAT』(98)も不発、本人の人気とは反比例し、作品にはなかなか恵まれませんでした。
2002年―。
吉岡秀隆と結婚、と同時に芸能界の引退を発表しました。
離婚後、芸能界に復帰。
北野武の、はっきりいえば失敗作『監督・ばんざい!』(2007)、
そして『クワイエットルームにようこそ』(2007)で、やっと、初めて映画で結果を残します。
蜷川・三谷・宮本亜門などなど、舞台畑のひとたちが悉く失敗した映画監督の仕事を、松尾スズキはきちんとやり遂げました。
これはもうちょっと、評価されていいことだと思うのですけれどね!
もちろん、内田さんもよかった。
『禅 ZEN』(2009)、
作品そのものは唾棄したくなるほど嫌い、でも内田さんのキャラは悪くなかった『踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!』(2010)と『THE FINAL 新たなる希望』(2012)、
前述した『ばかもの』でヒロインを熱演、
『俺俺』(2013)、そして最新作は『斉木楠雄のΨ難』(2017)。
次回作が、すごく期待出来るようなキャリアの築きかたです。
ひょっとすると。
アイドル的な存在だったころに、代表作に出会えなかったことが吉と出ている、、、のかもしれません。
次回のにっぽん女優列伝は、内山理名さんから。
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明日のコラムは・・・
『FIRE WALK WITH ME』