86年5月25日生まれ・31歳。
兵庫出身。
公式プロフィール
あともう少しスパイスを加えてしまうと、マニア「にしか」響かなくなってしまう。
その、ぎりぎりのエキセントリックさで勝負しているのが、上野樹里(うえの・じゅり)さんだと思います。
女優さんとして好きです。
映画小僧的な観点でいえば、それこそ「あともう少しスパイスを!」となるのですが、そうすると一般受けは見こめません。
つまり、いい塩梅なのでしょう。
作品そのものの出来不出来に関わらず、上野さんの演技には可能性を感じさせてくれます。
結婚して落ち着いたのかもしれませんが、キャリアの向上は保障されていると思うんです、だからもっともっと映画に出てほしいですね。
※このCM、なんか好きです
<経歴>
いちばん上の姉はDJ、下の姉はシンガーソングライター、
夫はバンド「TRICERATOPS」の和田唱。
ということは、義母は「あの」平野レミ、義父はイラストレーターの和田誠。
芸能界入りは、モデル業から。
2003年、『ジョゼと虎と魚たち』で映画女優デビューを飾る。
池脇千鶴ばかりが注目されましたが、まだ17歳だった上野さんの演技も印象に残るものでした。
『チルソクの夏』(2004)、
一気に知名度を広げたスマッシュヒット作『スウィングガールズ』(2004)、
『亀は意外と速く泳ぐ』(2005)、『笑う大天使』(2005)、『サマータイムマシン・ブルース』(2005)、
2006年は飛躍の年で、
『出口のない海』、『幸福のスイッチ』、『虹の女神 Rainbow Song』、『7月24日通りのクリスマス』などの出演、
さらにフジテレビで放送されたドラマ、『のだめカンタービレ』の野田恵役が好評を受けました。
基本はコメディ体質なんだと思います、だから「社会的に許される範囲内の」エキセントリックさが際立つのでしょう。
『奈緒子』(2008)、『カンフーくん』(2008)、『グーグーだって猫である』(2008)、『コドモのコドモ』(2008)、『キラー・ヴァージンロード』(2009)、
『のだめカンタービレ 最終楽章 前編』(2009)と『後編』(2010)、
原作をうまく調理した、でもちょいと(絵も演出も)キレイ過ぎたかもしれない『陽だまりの彼女』(2013)、
韓国産の『ビューティー・インサイド』(2015)などにも出演、
近作は『青空エール』(2016)と『お父さんと伊藤さん』(2016)。
イメージとはまったくちがうキャラクターにも挑戦してほしい反面、
得意のコメディもずっとつづけ、ゴールディ・ホーンのようになってほしい、、、とも思いますね。
次回のにっぽん女優列伝は、臼田あさ美さんから。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『sube-sube』
兵庫出身。
公式プロフィール
あともう少しスパイスを加えてしまうと、マニア「にしか」響かなくなってしまう。
その、ぎりぎりのエキセントリックさで勝負しているのが、上野樹里(うえの・じゅり)さんだと思います。
女優さんとして好きです。
映画小僧的な観点でいえば、それこそ「あともう少しスパイスを!」となるのですが、そうすると一般受けは見こめません。
つまり、いい塩梅なのでしょう。
作品そのものの出来不出来に関わらず、上野さんの演技には可能性を感じさせてくれます。
結婚して落ち着いたのかもしれませんが、キャリアの向上は保障されていると思うんです、だからもっともっと映画に出てほしいですね。
※このCM、なんか好きです
<経歴>
いちばん上の姉はDJ、下の姉はシンガーソングライター、
夫はバンド「TRICERATOPS」の和田唱。
ということは、義母は「あの」平野レミ、義父はイラストレーターの和田誠。
芸能界入りは、モデル業から。
2003年、『ジョゼと虎と魚たち』で映画女優デビューを飾る。
池脇千鶴ばかりが注目されましたが、まだ17歳だった上野さんの演技も印象に残るものでした。
『チルソクの夏』(2004)、
一気に知名度を広げたスマッシュヒット作『スウィングガールズ』(2004)、
『亀は意外と速く泳ぐ』(2005)、『笑う大天使』(2005)、『サマータイムマシン・ブルース』(2005)、
2006年は飛躍の年で、
『出口のない海』、『幸福のスイッチ』、『虹の女神 Rainbow Song』、『7月24日通りのクリスマス』などの出演、
さらにフジテレビで放送されたドラマ、『のだめカンタービレ』の野田恵役が好評を受けました。
基本はコメディ体質なんだと思います、だから「社会的に許される範囲内の」エキセントリックさが際立つのでしょう。
『奈緒子』(2008)、『カンフーくん』(2008)、『グーグーだって猫である』(2008)、『コドモのコドモ』(2008)、『キラー・ヴァージンロード』(2009)、
『のだめカンタービレ 最終楽章 前編』(2009)と『後編』(2010)、
原作をうまく調理した、でもちょいと(絵も演出も)キレイ過ぎたかもしれない『陽だまりの彼女』(2013)、
韓国産の『ビューティー・インサイド』(2015)などにも出演、
近作は『青空エール』(2016)と『お父さんと伊藤さん』(2016)。
イメージとはまったくちがうキャラクターにも挑戦してほしい反面、
得意のコメディもずっとつづけ、ゴールディ・ホーンのようになってほしい、、、とも思いますね。
次回のにっぽん女優列伝は、臼田あさ美さんから。
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明日のコラムは・・・
『sube-sube』