Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

ほんとうに分からないこと

2018-02-20 09:47:19 | コラム
少し前の話になるが・・・。

ボクサーの井岡一翔が引退を表明、
引退試合などはおこなわず、去年4月のタイトルマッチが最後の試合となった。

これを受けての、ネットにおける誹謗中傷がひどい。

井岡本人のボクシングスタイルに対する批判なら「まだ」読む価値があるが、

「おっぱいがダメにした」
「さげまんだ」

と、妻である歌手の谷村奈南を攻撃している。

ほとんど毒婦のような扱い、『羅生門』(50)の京マチ子かよ! って。




放っておけよ、そんなこと。

たしかに谷村奈南のおっぱいは最高(だと思う)が、



これは妬みによるものなのか、あるいは真のボクシングファンが井岡の可能性を惜しんだ結果に吐き捨てているものなのか、
まぁ大半は妬みだろうが、だったら「羨ましい。でもボクサーとしての井岡をもうちょっと見たかったのに」と書いたほうが可愛げがあると思うのだが。

これいって面白いのは、井岡本人だけなんだ。
井岡が「嫁さんのおっぱいに取り憑かれちゃって、リングに上がる気が失せました」と発したとすれば、これはそーとー面白いよ。

でもガヤとしては通用しない。
つまらない、くだらない。

善人ぶっていうつもりはない、
ただほんとうに、こういうこと書く連中が分からないんだ。

分からないから、ソイツのことに興味を抱く。
IDだかユーザー名だかをクリックすると、ソイツのほかのコメントを読むことが出来る。

ためしに読んでみると、1日中、ずぅ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っと、なにかに対して文句をいっている。


このひとはいったい、誰のことを褒めるのだろう。
なにに対して祝福するのだろう。


たとえば訃報記事があったとする。

あるひとが、ご冥福をお祈りいたしますと書き込む。

これに対し、「そう思わない」をクリックするひとが、全体の1割くらい居る。

この精神性が、ぜっんぜん分からない。

敢えてそういう立場を取ってみたり、コメントを残したりして、誰かが激怒することを楽しんでいる。
それで保たれる自意識って、そーとー病んでいるというか、可哀想になってくる。


高梨沙羅ちゃんについても同様。




きっちりと結果を残したんだ、おめでとうでよくない?

まだ、メイクや車のことをいうのかって。

テメーは、暖かな部屋でハナクソほじってテレビ観ているだけなのに?

そもそも彼女は、スポンサーである資生堂やメルセデスの商品をアピールしているだけじゃないか。


第一線で活躍するひとたちは、自分のような凡人とはちがう次元に居るのだろうから、あるいはぜんぜん意に介さないのかもしれない。
よって、自分なんかが憤る必要はないのかもしれない。
しれないが、じゃあ連中を野放しにしていていいのかというと、そういうわけにもいかないんじゃないか。


結論。

前にも同じことを記したが、本人を目の前にしても「いえることだけ」発信しようよ。

なんだか情けなくなるんだ、生ゴミキチガイザーメン野郎を自称している自分なんかが、こんな「当たり前な」内容のことを記さなければいけないことが。。。




…………………………………………

明日のコラムは・・・

『にっぽん女優列伝(47)臼田あさ美』
コメント (2)
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