某日―。
本年2度目の忘年会。
兼、送別会。
送別会って3月あたりのイメージが強いが、11~12月だけでもう3人目。
「去るもの」としての主人公になるのを嫌うひとも居るけれど、出来れば忘れ難い職場、そして送別会にしてあげたい。
というのはイイワケで、幹事(たいていは自分)がそういう集まりが好きなだけかもしれない。
宴が終わって、とりあえずのサヨナラ。
駅まで送るか、タクシーで送るか、あるいは、ゆっくり歩いて自宅まで送るか。
最後の瞬間は、手を振って(@^^)/~~~だろうか、握手だろうか。
そこにことばはあるのか、ないのか。
以下は、映画のなかの忘れ難き「去り際」10傑。
ポイントになるのは、「死んでいない」ということです。
(1)『用心棒』(61)
「あばよ!」
これ以上に格好いい去りかたはないでしょうよ。
(2)『第三の男』(49)
長~~~~~い、しかも、ヒトコトも発さない別れの場面。
自信というか、確信するものがないと、これほどの時間は割けません。
(3)『モダン・タイムス』(36)
あすを夢見て歩くふたり。
しかし、これからの人生だって苦難が待ち受けているであろうことを、ワンショットの切り替えだけで表現していて見事。
ふたりの影が逆向きになっている―それだけ、時間が経っているということだものね。
(4)『ユージュアル・サスペクツ』(95)
全員を騙して、フッと消える。
この世には、気持ちのよい騙されかたってあるのだなぁと。
(5)『タクシードライバー』(76…トップ画像)
イケてない主人公が、イケてるヒロインを振ってしまった。
痛快!!
(6)『ターミネーター』(84)
嵐がやってくることを知ったうえで、敢えて嵐の方向へと車を走らせるヒロイン。
続編を示唆するエンディングとして、最高の部類に入るものでしょう。
(7)『カッコーの巣の上で』(75)
なんもいえねぇ。
(8)『トレインスポッティング』(96)
冒頭であれだけコケにしていた「一般的な幸福」を欲し、悪友を裏切る主人公。
(9)『シェーン』(53)
ベタだが、これを外すわけにはいかない。
(10)『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(85)
たとえ続編が制作されなかったとしても、それはそれ。これはこれ。
これほどワクワクする、想像力をかきたててくれるエンディングって、そうそうないよ。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『そこんとこ、よろしく。』
本年2度目の忘年会。
兼、送別会。
送別会って3月あたりのイメージが強いが、11~12月だけでもう3人目。
「去るもの」としての主人公になるのを嫌うひとも居るけれど、出来れば忘れ難い職場、そして送別会にしてあげたい。
というのはイイワケで、幹事(たいていは自分)がそういう集まりが好きなだけかもしれない。
宴が終わって、とりあえずのサヨナラ。
駅まで送るか、タクシーで送るか、あるいは、ゆっくり歩いて自宅まで送るか。
最後の瞬間は、手を振って(@^^)/~~~だろうか、握手だろうか。
そこにことばはあるのか、ないのか。
以下は、映画のなかの忘れ難き「去り際」10傑。
ポイントになるのは、「死んでいない」ということです。
(1)『用心棒』(61)
「あばよ!」
これ以上に格好いい去りかたはないでしょうよ。
(2)『第三の男』(49)
長~~~~~い、しかも、ヒトコトも発さない別れの場面。
自信というか、確信するものがないと、これほどの時間は割けません。
(3)『モダン・タイムス』(36)
あすを夢見て歩くふたり。
しかし、これからの人生だって苦難が待ち受けているであろうことを、ワンショットの切り替えだけで表現していて見事。
ふたりの影が逆向きになっている―それだけ、時間が経っているということだものね。
(4)『ユージュアル・サスペクツ』(95)
全員を騙して、フッと消える。
この世には、気持ちのよい騙されかたってあるのだなぁと。
(5)『タクシードライバー』(76…トップ画像)
イケてない主人公が、イケてるヒロインを振ってしまった。
痛快!!
(6)『ターミネーター』(84)
嵐がやってくることを知ったうえで、敢えて嵐の方向へと車を走らせるヒロイン。
続編を示唆するエンディングとして、最高の部類に入るものでしょう。
(7)『カッコーの巣の上で』(75)
なんもいえねぇ。
(8)『トレインスポッティング』(96)
冒頭であれだけコケにしていた「一般的な幸福」を欲し、悪友を裏切る主人公。
(9)『シェーン』(53)
ベタだが、これを外すわけにはいかない。
(10)『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(85)
たとえ続編が制作されなかったとしても、それはそれ。これはこれ。
これほどワクワクする、想像力をかきたててくれるエンディングって、そうそうないよ。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『そこんとこ、よろしく。』