Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

そこんとこ、よろしく。

2019-12-15 00:10:00 | コラム
ここ最近思ったことを、ふたつばかり短めに。


(1)自分がマネージャーを務めるホテルは「レジャーホテル」とは称しているものの、実際のところは「ラブホテル」でね。

※トップ画像は、某ラブホテルの廊下。
すげー! 九龍城みたい!!


さて「ラブホテルあるある」でいちばん最初にくるのはたぶん、「時計がない」というものでしょう。

これは「非現実を演出するため」といわれている。

「ちょっとどうかしている」内装も、非現実のための小道具大道具だとすれば納得してくれるのではないかな。


「時計がない」には、じつは裏の理由もあって。

これ明かすと怒るひとも居るかもしれんが、暗に「延長を促している」のです。

キャバクラとかと同じ手法といえば、そうかな。
オプションやら延長やらで稼ぐというね。

そもそもがアコギな商売なのですから、それを理解したうえで楽しく利用しましょうよ。


というのも、やっぱりこの延長で揉めることが多いのですよ。

「フロントからコールがあると思ってた」
「時計がないから、よく分からなかった」

低姿勢で謝罪しつつ、もらうものはもらうけどね。


だってさー。

男の側からしてみたら、たかだか数千円で文句つけるのってダサくないかって話で。


気持ちよいことしたんでしょ。

実際、気持ちよかったんでしょ。


気持ちよくなかったというのであれば相談に乗るけど(ウソ)、やることやっといて、しかも、実際に延長しといて駄々をこねるってさ~、
ダサいしラブホテル使う資格もないと思うのよね。


そこんとこ、よろしく。


(2)日本人の読解力低下のニュース、各メディアはそれぞれの視点でこの問題を扱っているのだが、ちょっと笑ってしまうケースがあったので。

Twitterのタイムラインをなんとなく眺めていたら、

「短文投稿のSNSが影響しているみたいな論調、自分は賛成出来ない。それが原因だとしたら、正岡子規や石川啄木はどうなるんだって」

という投稿に対し、賛同の意見が多数っていうね。


バカなんじゃないだろうか、いや実際バカでしょう。

子規や啄木は、すべて出来たうえで「敢えて短文」を選択したのだ―と想像することは出来ない?



(長文派? と目される)漱石は漢詩も得意だったし、実際に子規とも交流があったわけでしょう、そういう人間関係や世相を念頭に置けば、そのくらいのこと分かると思うのだけれど。。。


とはいえ。
読解力の低下イコールSNSだとは思わないよ、

思わないけど、ここで短歌や詩歌のひとを引き合いに出しても自分のバカさ加減を証明することにしかならないよ、、、といいたくてね。


そこんとこ、よろしく。


※クリープハイプ『ラブホテル』をリンクしようと思ったんだけど、このバンドでいちばん好きな楽曲を



…………………………………………

明日のコラムは・・・

『シネマしりとり「薀蓄篇」(311)』
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする