Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

年末年始特別企画(8)2010年代映画のベストテン:外国映画篇 14年・15年

2019-12-28 00:10:00 | コラム
「その年」を象徴する10年代の外国映画作品、本日は14年・15年度からセレクト。

【2014年】

『ウルフ・オブ・ウォールストリート』
監督:マーティン・スコセッシ 出演:レオナルド・ディカプリオ、ジョナ・ヒル、マーゴット・ロビー

90年代に金融界を駆け抜けたジョーダン・ベルフォートの狂乱の日常を、スコセッシが『グッドフェローズ』風にスケッチした、頭がくらくらする快作。

善悪の物差しでは測れぬ生き様を通し、投げかけられるメッセージは意外とシンプルだったりする。

あなたにとって、ほんとうの幸福とはなんですか―?




【2015年】

『6才のボクが、大人になるまで。』
監督:リチャード・リンクレイター 出演:パトリシア・アークエット、エラー・コルトレーン、イーサン・ホーク



12年間、断続的に撮影された同一俳優による物語は、本人(子役)の成長もあってドキュメンタリーのように見えるがそうではなく、いや、脚本ありきのフィクションであるにも関わらずドキュメンタリーのような肌触りがあって。

表現の可能性を追究し続けるリンクレーターが放つ、ほとんど奇跡のような実験作。

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明日のコラムは・・・

『翔ぶぜ、さいたまに。』
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