Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

シネマしりとり「薀蓄篇」(419)

2022-06-14 02:51:04 | コラム
うるとら「まん」→「まん」いんおんれい

映画館における「満員御礼」状態だった記憶を…。

①映写技師バイト(高校3年)時代

い、、、いちどもない( ;∀;)

②映画館チケットもぎりバイト(20~22歳)時代

東映まんがまつり(=ドラゴンボールとか)

まぁ「ミニシアターのはしり」みたいな劇場で、最大120席だからすぐに満員にはなる。

けれども。
けれども!!

実写映画では、いちどもない( ;∀;)

次、観客として。

③ガキのころ

たしか『グレムリン』(84)が「ちょうど満員」だったかと。
これいちどきり。


ほんとうの意味で満員御礼を体験したのは、だから上京後になるんだよね。

④先行オールナイト

一時期、「新作の公開1週間前に特別に上映する」興行が流行った。

『スピード』(94)
『フォレスト・ガンプ』(94)
『ダイハード3』(95)
『ファントム・メナス』(99)
『マトリックス』(99)

の時代であり、どれも新宿プラザ(約1000人収容の劇場)で満員御礼を記録。



⑤ミニシアター

繰り返しになるが・・・座席少ないので満員になり易い。

ケネス・ブラナーの『ハムレット』(96)は242分の大作だが満員で、覚悟を決めて立ち見鑑賞。



つかれた(^^;)

急逝した青山真治の超絶大傑作『EUREKA』(2000)の日本最速上映は「なぜか」多摩の市民映画祭であり、映画小僧たちが始発直後からパルテノン多摩に行列を作った。

⑥舞台あいさつありの公開初日

劇場が埋まるのは、このケースが最も確率高し。

逆に「この回で埋まらないのであれば、その作品は興行的に期待出来ない」ということでしょう。


数日前のコラムにも記したが。
コロナシフトが解かれた現在の映画館で、「曜日や回によっては満員御礼」になっているのは『シン・ウルトラマン』と『トップガン マーヴェリック』。

大健闘といえるのは、『午前十時の映画祭』で『ゴッドファーザー』3部作(72~90)あたりが満員「に、ちかい」状態になっていること。

古典は強いってことかな^^



大島渚「―誰でもね、ガラガラの映画館で映画を観るっていうのはつまらないものですよ」

マナー悪いヤツに当たってしまうと「そうともいい切れないこともある」んだけど(^^;)、劇場で体感する一体感ってやっぱり特別なものだからね。

出来れば若いうちに、この感覚を沢山味わってほしいです!!


あすのしりとりは・・・
まんいんおんれ「い」→「い」んび。

…………………………………………

明日のコラムは・・・

『シネマしりとり「薀蓄篇」(420)』
コメント (4)
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