Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

令和版・海外俳優列伝(23)イアン・マッケラン

2022-08-20 00:10:00 | コラム
39年5月25日生まれ・83歳。
イギリス出身。

(前日のホルムと同様)サーの称号を得ているマッケランは、俳優としてはもちろん、LGBT権利擁護運動の先駆者のひとりとしても有名。

88年にゲイであることを公表して以来、同性愛に対する偏見や誤解をなくすため、ずっと戦っているひとなのです。



※ペット・ショップ・ボーイズのPVにも登場…ただ、上記の件があるから「こそ」と結ぶのは、ちょっと深読みが過ぎるでしょう。
単に楽曲が気に入ったのではないかしら。



<経歴>

ケンブリッジ大学卒。
舞台からキャリアをスタートさせ、いくつもの演技賞を受賞する。

映画俳優デビュー作は、69年の『愛のふれあい』。

『アルフレッド大王』(69)、『ザ・キープ』(83)、
自分が初めて「お、この渋い俳優さん、地味だけどすごくナチュラルで素晴らしいな」と意識したのは89年の『スキャンダル』、
『ラスト・アクション・ヒーロー』(93)、
人気戯曲を映像化、俳優のアンサンブルが素晴らしい『私に近い6人の他人』(93)、
『リチャード三世』(95)、『恋の闇 愛の光』(95)。

98年―ゲイであることをカミングアウトしていたホラー監督、ジェームズ・ホエールの半生を見つめた『ゴッド・アンド・モンスター』で演技賞を独占。
(しかし、オスカーは微笑まず)

同年は当たり年で、スティーブン・キング原作小説を映画化した『ゴールデンボーイ』ではホロコーストの関係者を怪演。


そして2000年、『X-メン』の悪役マグニートー役のオファーを受ける。
(2003年にはパート2、2006年には「ファイナル ディシジョン」、2014年には「フューチャー&パスト」、さらには『ウルヴァリン:SAMURAI』(2013)にも出演)

それとほぼ並行する形で、2001年より始まる『ロード・オブ・ザ・リング』のシリーズに「魔法使いガンダルフ」役で出演。


2002年の「二つの塔」、2003年の「王の帰還」、
『ホビット 思いがけない冒険』(2012)と「竜に奪われた王国」(2013)、「決戦のゆくえ」(2014)にもきっちり顔を出します。


そのほかの出演作に・・・
『ダ・ヴィンチ・コード』(2006)、『美女と野獣』(2017)、『キャッツ』(2019)などなど。


未だ偏見や誤解に満ち満ちた世の中だとは思いますが、戦い続けるマッケラン格好いいです。

あらゆる問題を「生産性がない」で片づける杉田水脈議員あたりは、このひとの前で同じことがいえるのか、ぜひ試してほしいわな!!

…………………………………………

明日のコラムは・・・

『令和版・海外俳優列伝(24)イライジャ・ウッド』
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする