Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

シネマしりとり「薀蓄篇」(425)

2022-08-26 00:10:00 | コラム
くー「る」→「る」とがーはうあー

俳優ルトガー・ハウアー(享年75歳)の特徴、といえば・・・

オランダ出身。

そして、演じたキャラクターの個性、、、だけでなく、名前まで「忘れ難い」ということ。


<ウルフガー>
『ナイトホークス』(81)
スライと共演、テロリストを好演した。


派手なアクションはないが、物語が面白くてファン多し。


<ロイ・バティー>
『ブレードランナー』(82)

このアンドロイドの強烈な存在感を前にして、主人公デッカード(ハリソン・フォード)も形なし。


荻先生も、こう仰ってます^^



<ジョイ・ライダー>
『ヒッチャー』(86)

近年の再評価がとってもうれしいスリラーサスペンスの佳作。



<アンドレアス>
『聖なる酔っぱらいの伝説』(88)


ヴェネツィア金獅子受賞作。
人気小説をイタリアの名匠エルマンノ・オルミが映画化、細かいところは忘れても、ハウアーの繊細な演技はいつまでもこころに残る。


映画ファンの多くは「この作品のハウアーが素晴らしい」ではなく、「ハウアーが演じた〇〇が強烈」という風に、きちんとキャラクター名を覚えている。
しかも1~2作でなくってね、これってすごいことだと思うのです。


少年時代に家出をして放浪し、様々な職業に就く。
夜間学校で演技を学び、やがてポール・バーホーベンに出会う。
『危険な愛』(73)に主演したころから運気が上向き、80年代にハリウッドで「クセモノ俳優」として人気を得る。

こうした「いかにも俳優らしいキャリアの築きかた」って、現在では稀になったと思うんです。

下積みの話は目にしても、家出とか放浪とか。
それが「正しいこと」とは、もちろん思わないですよ。
そういう経験があったからこそ「演技に説得性を持たせた」とも思ってないですよ。
思わない・思ってない・・・けれど、そこにロマンを抱いてしまう自分は確実に居ますね。


あすのしりとりは・・・
るとがーはう「あー」→「あー」としあたー。

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明日のコラムは・・・

『シネマしりとり「薀蓄篇」(426)』
コメント (2)
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