令和版・海外俳優列伝（１９）アンドリュー・ガーフィールド

８３年８月２０日生まれ・３８歳。
アメリカ出身。

転機となった２０１６年に、スコセッシ御大の傑作とメルギブじいさんの力作という「共通点ありあり」な主演作がつづいてしまったものだから、


「宗教系の作品？に強い」イメージのあるガーフィールドさん、
しかし新生スパイダーマンも演じていたりして、なかなかに器用なひとなのです＾＾


Ｆａｃｅｂｏｏｋ創設者ザッカーバーグの友人（だったのかな？）を演じたからか、まだ２０代なのかなと思ったら意外や意外、もうすぐ４０じゃないかと。

もう中年なのに、なぜか「ちょっと生意気なあんちゃん」が未だ似合うのですよね、そこがおもしろい＾＾


※音楽の使いかたも含め、この予告は素晴らしい出来です



＜経歴＞

血縁の関係により、アメリカとイギリスの二重国籍を持つ。
セントラル・スクール・オブ・スピーチ・アンド・ドラマで演技を学び、卒業後に舞台俳優デビューを飾る。
２０１８年、演劇の最高賞とされるトニー賞の主演男優賞を（オスカーより先に）取っています。

映画俳優デビュー作は、２００７年のレッドフォード監督作『大いなる陰謀』。

『ブーリン家の姉妹』（2008）、テリー・ギリアムの『Ｄｒ.パルナサスの鏡』（2009）を経た２０１０年、カズオ・イシグロによる人気小説の映画化『わたしを離さないで』に主演し注目を受ける。
同年には前述したザッカーバーグの成功譚で、彼に傷つけられるエドゥアルドを好演。
多くの映画ファンは次世代のスターが誕生したことを確信したのでした。

２０１２年より始まる『アメイジング・スパイダーマン』のシリーズでピーター・パーカーを演じ、知名度もアップ。
（２０１４年にパート２、２０２１年に「シン」新生シリーズの『ノー・ウェイ・ホーム』にも出演）

そして２０１６年―。
宗教上の理由から「良心的兵役拒否者」となった実在の男を描くメル・ギブソン監督作『ハクソー・リッジ』、
遠藤周作の名作をスコセッシが監督した『沈黙 ―サイレンスー』に主演し多くの演技賞に輝く。



以降も『アンダー・ザ・シルバーレイク』（2018）や『チック、チック…ブーン！』（2021）など話題作に連続出演。


放っておいてもスター街道を邁進してくれそうなので、自分からはとくになにも注文はつけません！！

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明日のコラムは・・・

『令和版・海外俳優列伝（２０）アンドリュー・マッカーシー』