Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

日本女優別10傑(16)夏帆

2022-08-17 00:10:00 | コラム
~夏帆のキャリア10傑~

少年少女のころから芸能活動をやっていると、すぐに「枯れた」「劣化した」などといわれる傾向にあって、
夏帆さん31歳も、そんな「不条理叩き」の犠牲になったひとり。

自分は現在のほうがグッとくるところあるけれどね。
それは、あまり見かけなくなってしまった前田亜季さんも同様で。

みんな、負けんな!!


(1)『天然コケッコー』(2007)

初主演作。
みんな、この印象が強いのだろう。
まぁ分かるけどね、キスシーンとか、すっごくかわいいもん。



(2)『箱入り息子の恋』(2013)

共演に星野源、夏帆さんは盲目のヒロインを好演。



(3)『Red』(2020)

島本理生による官能小説を映画化、共演に妻夫木聡。

ふたりの熱演は評価出来るものの、性愛をもっと突き詰めるべきでなかったか。


(4)『海街diary』(2015)

四姉妹の三女を演じた。
圧が強そうな三俳優のあいだで、よく立ち回った?と思うよ^^



(5)『うた魂♪』(2008)

函館港イルミナシオン映画祭・シナリオ大賞受賞作の映画化。

合唱部を舞台にした学園物だが、「歌うとヘンな顔になる」問題にきっちり向き合った作品として好感度高し。


(6)『任侠ヘルパー』(2012)

草彅剛主演の佳作。
うんマジでコレ、よく出来た映画だと思う。

夏帆さんは、主人公に惚れるキャバ嬢を演じている。


(7)『友罪』(2018)

生田斗真&瑛太と共演、監督は瀬々敬久。
過去に発生した連続児童殺傷事件を背景とした骨太のドラマで、瀬々監督にはこういうのを連発してほしいのだけれど、いまの日本映画界じゃ難しいのかな…。


(8)『パズル』(2014)

自殺を図ったヒロイン(夏帆)をめぐる学園スリラー。

雰囲気はバツグン、ただソコ重視なので物語は「やや」破綻したか。



(9)『ピンクとグレー』(2016)

加藤シゲアキ(ジャニーズのNEWS)原作小説の映画化。

監督は行定勲、2010年代での夏帆さんが最も美しく捉えられた映画かも。


(10)『予兆 散歩する侵略者 劇場版』(2017)

黒沢清監督作、『散歩する侵略者』(2017)のアナザーストーリーとして制作されたWOWOWのドラマを映画用に再編集したもの・・・だが、うん、クオリティがひじょうに高いので、そういった経緯でも「映画として、ぜんぜん許せる」。


…………………………………………

明日のコラムは・・・

『そういうサラダではない、、、と思うんだな。』
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする