きーらせじうぃっ「く」→「く」ーる
「cool」が「はっきりと」格好いいみたいな意味で使われ始めたのは、そう昔のことじゃないと思う。
映画で多用され始めたのは、90年代に入ってから。
ナタリー・ポートマンは掃除屋ジャン・レノの職業を聞き、
「殺し屋のこと?」
「そうだ」
「coolだね」と返す。
前もいったかも…だけど、『レオン』(94)そのものは嫌い。
ベッソンの小児性愛癖を、大袈裟なアクションとスティングの主題歌で誤魔化した映画なので(^^;)
QTタランティーノはデビュー作からしばらくは「cool!」を連発していた。
『レザボア・ドッグス』(92)のミスター・ホワイト(ハーベイ・カイテル)は「coolにいこうぜ」が口癖。
『パルプ・フィクション』(94)の「cool」は、90年代以前の「cool」にちかい感じか。
脚本を担当した『トゥルー・ロマンス』(93)では、
ヒロインのアラバマが彼氏のことを「super cool!」(トップ画像)と大絶賛。
そして最も90年代っぽい「cool」は、『フロム・ダスク・ティル・ドーン』(96)だったと思う。
また、映画ではないが。
山田詠美が短編集『120%COOOL』を発表したのは94年。
映画ではないし「O」がひとつ多い「COOOL」だけれど、詠美さんは時代をきちんと掴むひとだからね、「cool」の文化的浸透を肌で感じていたのではないか。
という自分もまた、90年代後半には日常会話や原稿で「違和感を抱くことなく」「恥ずかしいと感じることもなく」とっても自然に「cool」を使用するようになる。
だから、いちおう?謝っておきます。
舘ひろしさん横山剣さん岩城滉一さん、ごめんなさい。
初めて目にした耳にした「COOLS」はダサいと思ったんだよね、
時代的に早過ぎたのかな、あとビジュアルイメージが「不良」に寄り過ぎていたからね、
でも、あの時代に「COOLS」と冠した先見性はすばらしいと思います。。。
次回のしりとりは・・・
くー「る」→「る」さんちまん。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『Are You Gonna Go My Way』
「cool」が「はっきりと」格好いいみたいな意味で使われ始めたのは、そう昔のことじゃないと思う。
映画で多用され始めたのは、90年代に入ってから。
ナタリー・ポートマンは掃除屋ジャン・レノの職業を聞き、
「殺し屋のこと?」
「そうだ」
「coolだね」と返す。
前もいったかも…だけど、『レオン』(94)そのものは嫌い。
ベッソンの小児性愛癖を、大袈裟なアクションとスティングの主題歌で誤魔化した映画なので(^^;)
QTタランティーノはデビュー作からしばらくは「cool!」を連発していた。
『レザボア・ドッグス』(92)のミスター・ホワイト(ハーベイ・カイテル)は「coolにいこうぜ」が口癖。
『パルプ・フィクション』(94)の「cool」は、90年代以前の「cool」にちかい感じか。
脚本を担当した『トゥルー・ロマンス』(93)では、
ヒロインのアラバマが彼氏のことを「super cool!」(トップ画像)と大絶賛。
そして最も90年代っぽい「cool」は、『フロム・ダスク・ティル・ドーン』(96)だったと思う。
また、映画ではないが。
山田詠美が短編集『120%COOOL』を発表したのは94年。
映画ではないし「O」がひとつ多い「COOOL」だけれど、詠美さんは時代をきちんと掴むひとだからね、「cool」の文化的浸透を肌で感じていたのではないか。
という自分もまた、90年代後半には日常会話や原稿で「違和感を抱くことなく」「恥ずかしいと感じることもなく」とっても自然に「cool」を使用するようになる。
だから、いちおう?謝っておきます。
舘ひろしさん横山剣さん岩城滉一さん、ごめんなさい。
初めて目にした耳にした「COOLS」はダサいと思ったんだよね、
時代的に早過ぎたのかな、あとビジュアルイメージが「不良」に寄り過ぎていたからね、
でも、あの時代に「COOLS」と冠した先見性はすばらしいと思います。。。
次回のしりとりは・・・
くー「る」→「る」さんちまん。
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明日のコラムは・・・
『Are You Gonna Go My Way』