Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

日本女優別10傑(18)菅野美穂

2022-08-30 00:10:00 | コラム
~菅野美穂のキャリア10傑~

俳優さん「全員に」いえること。なのかもしれないけれど・・・

菅野美穂さん45歳って、役にハマると完全に憑依出来るくらいに巧いひと。
現時点で、ハマった作品が「それほど多くない」のが残念なんだよなぁ!

(ちょいとばかり)こころを病んでいるキャラクター演じたら、この世代ではダントツだと思うのだけれどな!!


(1)『パーマネント野ばら』(2010)

上の言葉は、これを観て確信した。
映画としても頗る出来がよく、知られざる傑作かと。



(2)『Dolls』(2002)

北野映画としては弱い。
野心は買うが、映像に物語が追いついていない感じ。

菅野さんは最高なのだが。



(3)『エコエコアザラク ―WIZARD OF DARKNESS―』(95)

人気シリーズの映画化、第一弾。
主演は吉野公佳で、菅野さんは相手役だった。

SFXスーパーバイザーに、あの山崎貴監督の名前が!!


(4)『化粧師 KEWAISHI』(2002)

椎名桔平が主演、大正時代の化粧師の物語だが、椎名さんはあくまでも引き立て役で、
本作に出演する女優陣、撮りかたも凝っていて、みなさん―菅野さん、池脇千鶴、柴咲コウなど―美しい。


(5)『奇跡のリンゴ』(2013)

無農薬リンゴの栽培に成功した木村秋則氏による実話を映画化、
阿部サダヲ&菅野さん夫婦、なかなか似合ってます^^


(6)『明日の食卓』(2021)

菅野&高畑充希&尾野真千子トリプル主演作。

育児ノイローゼやDVなどの問題をきっちり見つめた、瀬々敬久による力作。



(7)『さくらん』(2007)

原作・安野モヨコ、脚本タナダユキ、音楽・椎名林檎、監督・蜷川実花、主演に土屋アンナという最強の布陣。

・・・の割に「跳ねなかった」のは、いいたくはないが、監督のせいでしょ?(^^;)


(8)『富江』(99)

人気コミックの映画化…うんこれ、真面目に怖かった。



(9)『落下する夕方』(98)

江國香織の同名小説を原田知世の主演で映画化。
しかし、いちばん目立っていたのは菅野さんだったと思う。



(10)『催眠』(99)

共演に稲垣吾郎。

学術的な原作とはちがって、映画は(はっきりいって)緩いスリラーになっていた。

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明日のコラムは・・・

『painting』
コメント
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