2022年の回顧、第3弾は「本」。
「手元に置いておきたい」という収集癖も手伝ってか、紙が売れない時代に、すべて紙で触れました。
ファーストコンタクトこそwebだった、、、という作品もあるのだけれどね!!
①『わたしが先生の「ロリータ」だったころ』 アリソン・ウッド著、服部理佳・翻訳…ノンフィクション
おとなの男と少女との恋愛というものの「ほとんど」が、男の勝手な妄想・幻想に過ぎないことを容赦なく暴く、じつに21世紀らしい衝撃作。
②『キャッチ・アンド・キル』 ローナン・ファロー著、関美和・翻訳…ノンフィクション
ハリウッドにおける性的虐待を徹底追及、ピューリッツァー賞に輝いた力作。
名前でピンとくるひとも居るでしょう、著者はミア・ファローの息子。ってことはウディ・アレンの子ども。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/9a/5b5d244c8222e64f5e964b85ebdc1200.png)
③『我が友、スミス』 石田夏穂・著…小説
筋トレの世界を軽やかなタッチで描き、一気に読める。
シンプルに面白かった。
④『セックスロボットと人造肉』 ジェニー・クリーマン著、安藤貴子・翻訳…ノンフィクション
人工培養の肉は動物を救い、気候の変動を防ぐことが出来るのか。
「完璧な伴侶」として生み出されたロボットは、果たしてほんとうに完璧なのか。
性や食の近未来化から、地球のこれからを想像してみよう。
⑤『性と芸術』 会田誠・著…批評
『犬』で物議を呼んだアーティストが、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/05/3a485b9df89a74aad909ab72ceb057a1.jpg)
敢えて自作の解説に挑む。
「ド」ストレート過ぎるタイトルゆえ、会田氏が関わっていなかったらスルーしていたかも。
でも、読んでよかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/c4/8b3aa28c9385f1bbadd69528d625ffaf.jpg)
⑥『さよなら絵梨』 藤本タツキ作…漫画
最も勢いに乗っているであろう漫画家の読み切り。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/e8/177d5a04c664faa6b70a69f55603ec72.jpg)
たいへん刺激的で、たいへんおもしろい。
映画好きなら、ぜひ読むべし!
⑦『踊る菩薩 ストリッパー・一条さゆりとその時代』 小倉孝保・著…評伝
今年、唯一手にした評伝。
とくに中盤で描かれる「芸術か、わいせつか」(わいせつ裁判)と「塀の中、束の間の平穏」は必読、たいへんな労作だと思います。。。
⑧『JK、インドで常識ぶっ壊される』 熊谷はるか著…ノンフィクション
リズミカルな文体なのでサクサク読めるが、10代でこれを経験したら、そーとー人生観が変わるだろうなぁ!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/de/159a41ed1e1bf16b0d0b75b4c8dcaa69.jpg)
⑨『春のこわいもの』 川上未映子…小説
コロナショック「前夜」を描く連作短編集。
なかでも「あなたの鼻がもう少し高ければ」は傑作、この話だけで映画化してもよいのでは?
⑩『ミラクルミライ 中川翔子写真集』
昔より、いまのほうがいいね。
写真集とは無関係な動画だけど、どうぞ^^
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『紙とちがって、1枚も買わなかった!!~2022回顧④~』
「手元に置いておきたい」という収集癖も手伝ってか、紙が売れない時代に、すべて紙で触れました。
ファーストコンタクトこそwebだった、、、という作品もあるのだけれどね!!
①『わたしが先生の「ロリータ」だったころ』 アリソン・ウッド著、服部理佳・翻訳…ノンフィクション
おとなの男と少女との恋愛というものの「ほとんど」が、男の勝手な妄想・幻想に過ぎないことを容赦なく暴く、じつに21世紀らしい衝撃作。
②『キャッチ・アンド・キル』 ローナン・ファロー著、関美和・翻訳…ノンフィクション
ハリウッドにおける性的虐待を徹底追及、ピューリッツァー賞に輝いた力作。
名前でピンとくるひとも居るでしょう、著者はミア・ファローの息子。ってことはウディ・アレンの子ども。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/9a/5b5d244c8222e64f5e964b85ebdc1200.png)
③『我が友、スミス』 石田夏穂・著…小説
筋トレの世界を軽やかなタッチで描き、一気に読める。
シンプルに面白かった。
④『セックスロボットと人造肉』 ジェニー・クリーマン著、安藤貴子・翻訳…ノンフィクション
人工培養の肉は動物を救い、気候の変動を防ぐことが出来るのか。
「完璧な伴侶」として生み出されたロボットは、果たしてほんとうに完璧なのか。
性や食の近未来化から、地球のこれからを想像してみよう。
⑤『性と芸術』 会田誠・著…批評
『犬』で物議を呼んだアーティストが、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/05/3a485b9df89a74aad909ab72ceb057a1.jpg)
敢えて自作の解説に挑む。
「ド」ストレート過ぎるタイトルゆえ、会田氏が関わっていなかったらスルーしていたかも。
でも、読んでよかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/c4/8b3aa28c9385f1bbadd69528d625ffaf.jpg)
⑥『さよなら絵梨』 藤本タツキ作…漫画
最も勢いに乗っているであろう漫画家の読み切り。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/e8/177d5a04c664faa6b70a69f55603ec72.jpg)
たいへん刺激的で、たいへんおもしろい。
映画好きなら、ぜひ読むべし!
⑦『踊る菩薩 ストリッパー・一条さゆりとその時代』 小倉孝保・著…評伝
今年、唯一手にした評伝。
とくに中盤で描かれる「芸術か、わいせつか」(わいせつ裁判)と「塀の中、束の間の平穏」は必読、たいへんな労作だと思います。。。
⑧『JK、インドで常識ぶっ壊される』 熊谷はるか著…ノンフィクション
リズミカルな文体なのでサクサク読めるが、10代でこれを経験したら、そーとー人生観が変わるだろうなぁ!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/de/159a41ed1e1bf16b0d0b75b4c8dcaa69.jpg)
⑨『春のこわいもの』 川上未映子…小説
コロナショック「前夜」を描く連作短編集。
なかでも「あなたの鼻がもう少し高ければ」は傑作、この話だけで映画化してもよいのでは?
⑩『ミラクルミライ 中川翔子写真集』
昔より、いまのほうがいいね。
写真集とは無関係な動画だけど、どうぞ^^
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明日のコラムは・・・
『紙とちがって、1枚も買わなかった!!~2022回顧④~』