Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

拳闘という競技の、意味の分からなさ~2022回顧⑤~

2022-11-13 00:10:00 | コラム
2022年の回顧、第5弾はスポーツ。

拳闘映画『レイジング・ブル』(80)を撮ったスコセッシは、「ボクシングって意味が分からない。やるほうも、それを観て熱狂するほうも」と発言しています。

その突き放した感覚が映画の空気を形作っていると思いますが、まぁその気持ちも分からんでもないというか。
だって殴り合って、立っていたほうが勝ち……ってさ!

なんという原始的な!!

競技化にあたってルールが作られ、
ボクシングはもちろん、キックにしろMMAにしろ、そこには細かい技術があるのだけれど、、、

見巧者でないかぎり、「当たっているように見えてスウェーしている」とか「カウンターの芸術性」とかピンとこないものね。

ファンはいつも「ファン人口が少ない、もっと布教を!普及を!!」というけれど、「理解出来ない」ひとが「一定数」存在するのも当たり前のような気がしてきたり(^^;)(^^;)(^^;)


①井上尚弥VSノニト・ドネア(ボクシング)

宿敵を倒し、3団体統一成功。
そして来月、4団体統一に向けてポール・バトラー戦が開催されます。

頼んだぜ尚弥くん!!


②天心VS武尊(キックボクシング)

7年越しのドリームマッチが実現。

どっちも好きだから、結末はやるせなかった…。

でもまぁ、そこを含めて格闘技の魅力ですからね!!

※フルファイトを、どうぞ



③好調つづく大谷さん(米大リーグ)

よろこばしいかぎりだが、じつは今年ダルビッシュもすごかった。

公平に報道しようよ!!


④村田諒太VSゲンナジー・ゴロフキン(ボクシング)

「負けて当然」みたいな空気が流れ、感想も「よくやった」。

まぁ分かるけど、ファイターにとってはうれしい労いのことばではないのかも。

ゴロフキンの紳士的な態度が最も印象に残った。
ガウンをあげるなんて、初めてのことだよ!!



⑤ホベルト・サトシ・ソウザVSジョニー・ケース(MMA)

至高の柔術テクニックで、ソウザのリベンジ成功。

RIZINにおける、今年のベストサブミッションだと思う。



⑥浮き沈みシブコ(ゴルフ)

安定感はないけれど、やるときゃスゲーことやる渋野日向子は、ゴルフに興味がなかった自分まで虜にした。

今年はよくもないが、けっして悪かったわけでもなく。
石川遼とのアレコレが報道されたばかりだが、まぁそれも人気者の宿命か。



⑦揉まれる菜七子(競馬)

シブコの比にならないくらい不調だったのは彼女でしょう、
なかなかよい馬に恵まれない、好調の後輩たちからのプレッシャー、さらには(またまた)週刊誌報道。

がんばれ!!



⑧W杯はじまります(サッカー)

この季節というのがピンとこないのだけれど、はじまります。

正直、日本がどうこうというより、世界のサッカーを拝めるのがうれしい。

それにしても。
五輪もそうだが、常に開催国のアレヤコレヤが問題になってしまうが、カタールも「そーとー」ひどいようだね。

大丈夫??


⑨紀平ちゃん復活(フィギュアスケート)

「完全」復活とはいえないが、リンクに戻ってきただけで「よし」としましょうよ、そして、やっぱり華がある。



⑩浜崎朱加VS伊澤星花(MMA)

ジョシカク、世代交代マッチ。

伊澤は、そろそろ世界を目指してほしいな。


※最高の煽りV、選曲もすばらしい^^


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明日のコラムは・・・

『シネマしりとり「薀蓄篇」(435)』
コメント (2)
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